- RoboHelp ユーザーガイド
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- 付録
RoboHelp で環境設定を設定および管理できます。 バージョン管理、ユーザーインターフェイス、スペルチェックなど、さまざまな環境設定を管理できます。
「環境設定」ダイアログボックスでグローバル設定を変更すると、変更がすべてのプロジェクトに適用されます。 プロジェクトに関連する設定を変更するには、「プロジェクト設定」ダイアログを使用します。
環境設定の起動
一般環境設定
ユーザーインターフェイス言語:RoboHelp のユーザーインターフェイスで使用するロケールを変更できます。 ロケールを英語、フランス語、ドイツ語、日本語から選択できます。
テーマ:RoboHelp の視覚テーマを変更できます。テーマには、ライト、淡いライト、ダーク、濃いダークがあります。いずれかのオプションを選択すると、RoboHelp の視覚効果がオプションに合わせて変わります。
ファイル名にアンダーラインを使用する:このオプションを有効にすると、ファイル名にスペースを挿入したい場合に、ファイル名のスペースをアンダーラインに変換できます。
削除したファイルをごみ箱に移動する:このオプションを有効にすると、削除したファイルをごみ箱に移動できます。 macOS の場合は、削除したファイルをゴミ箱に移動にできます。
エディターにトピックをドロップする際に相互参照を作成:「コンテンツ」パネルや「目次」パネルからトピックをドラッグしてエディターにドロップすると、そのトピックにハイパーリンクが作成されます。 このオプションを有効にすると、ハイパーリンクの代わりに相互参照が作成されます。
自動保存を有効にする:このオプションを有効にすると、一定期間(秒単位で指定)後にトピックが自動で保存されます。
デフォルトのプロジェクトの場所:デフォルトでは、プロジェクトの場所は「Documents\マイ RoboHelp プロジェクト」フォルダーに設定されています。 「参照」アイコンをクリックし、プロジェクトを保存する場所としてシステム上のいずれかの場所を選択します。 ポップアップで「はい」を選択すると、デフォルトの場所を変更できます。デフォルトの場所を変更すると、出力先も変更されます。 新規プロジェクトの作成時にも、プロジェクトのデフォルトの場所を変更できます。
- 新しいプロジェクトは、変更後の場所に保存されます。
- サンプルプロジェクトと古いプロジェクトの保存場所は変わりません。
バージョン管理の環境設定
プロジェクトを開いた時に最新バージョンを入手する:このオプションを有効にした状態でプロジェクトを開くと、すべてのプロジェクトファイルの最新バージョンを入手できます。
SharePoint のオプション
プロジェクトが閉じられたときにファイルをチェックインする:このオプションを有効にした状態でプロジェクトを閉じると、チェックアウトしたプロジェクトファイルが SharePoint にすべてチェックインされます。SharePoint の接続や設定に関する詳細は、この記事を参照してください。
保存時にファイルを自動的にチェックアウトする:チェックアウトしていないファイルを編集してからファイルを保存すると、自動でチェックアウトします。 このオプションを有効にすると、ファイルをチェックアウトするかを確認するメッセージが表示されます。
ファイル関連付けの環境設定
ファイルタイプをマッピングして、編集および表示するアプリケーションにファイルタイプを関連付けます。 ファイル拡張子とアプリケーションを関連付けるには、拡張子を入力し、関連付けるアプリケーションを選択してから「追加」をクリックします。
ツールの環境設定
RoboHelp では電子ブック出力のプリセットタイプを使用しているため、ePub 形式と Kindle 形式でプロジェクトを出力できます。
ePub(電子公開)形式や Kindle 形式で出力されたファイルは、対応するソフトウェアがインストールされたスマートフォン、タブレット、コンピューター、電子書籍リーダーなどのデバイスで表示可能です。このようなファイルには、.ePub や .azw3(Kindle Format 8(KF8)) という拡張子が付いています。
電子ブックと KindleGen のプレビューアーで使用するパスを指定すると、電子ブックの変換、プレビュー、検証を実施できます。
環境変数 JAVA_HOME を設定するための Java_Home パスを参照および指定します。
Windows の場合:「C:/Program Files/Java/jdkx.x.x」
macOS の場合:「/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdkx.x.x.jdk/Contents/Home」
Windows に JRE をインストールするには、こちらをクリックしてください。
Mac に JRE をインストールするには、こちらをクリックしてください。
ユーザーインターフェイスの環境設定
このオプションを無効にすると、ドラッグ&ドロップするときに確認メッセージが表示されなくなります。
単一のタブを使用してファイルを開く:このオプションを有効にした状態で「コンテンツ」パネルから別のトピックを開くと、新しいタブと既存のタブが置き換わります。 変更した内容が既存のタブで保存されていない場合、「コンテンツ」パネルでトピックをクリックすると、既存のタブでトピックが開きます。
「出力」タブと「レビュー」タブ:インターフェイスに表示するタブを切り替えることができます。組織で使用する場合、作成者は「出力」タブと「レビュー」タブを無効にしておくことで、出力やプロジェクトをトリガーしてしまわないように設定できます。
文法およびスペルのチェックの環境設定
オフラインの文法およびスペルチェッカーを使用する
ドロップダウンメニューから、既に作成した必要な文法チェッカーを選択します。 詳細については、文法およびスペルチェッカーのプロファイルを参照してください。
オフラインスペルチェッカーの使用
トピックを開くときにスペルチェックを実行:高い品質を保つため、スペルチェックオプションのご使用をお勧めします。このオプションを有効にすると、トピックをエディターで開いた時にスペルチェックが実行されます。
ユーザー辞書:辞書に単語を追加すると、プロジェクト全体のスペルチェックにその単語を使用できるようになります。新しい単語を追加すると、新しい単語のスペルを正しいものとして RoboHelp に認識させることができます。新しい単語はいつでも追加または削除できます。
無視した単語:無視した単語のリストはアプリケーション別に保存され、すべてのユーザーに適用されます。スペルが間違っている単語として特定されないように、単語を追加できます。特に、名前や略語など、特定の単語を除外するのに役立ちます。