エフェクト/タイムとピッチ/手動ピッチ補正を選択します。
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手動ピッチ補正エフェクトでは、「スペクトルピッチの表示」でピッチを視覚的に調整できます。「スペクトルピッチの表示」では、基本ピッチを明るい青の線で、倍音を黄色から赤の色相で示します。修正されたピッチは明るい緑色の線で表示されます。
手動ピッチ補正エフェクトを使用せずに、いつでもピッチを視覚的に監視できます。オプションバーの「スペクトルピッチを表示」アイコンをクリックします。解像度、デシベル範囲およびグリッド線をカスタマイズするには、「スペクトル表示」環境設定の「ピッチ表示」の設定を調整します。
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手動ピッチ補正ウィンドウで、次のオプションを設定します。
リファレンスチャンネル
ピッチの変更が最も明瞭なチャンネルを選択します。このエフェクトは選択したチャンネルだけを分析しますが、ピッチの修正をすべてのチャンネルに手動で適用します。
スプラインカーブ
エンベロープキーフレームを使用して、時間経過と共に異なるピッチ補正を適用することで、トランジションをスムーズにします。
ピッチ曲線の解像度
エフェクトで処理するデータの各ピースにフーリエ変換サイズを設定します。通常、高い周波数の補正には小さい値が適しています。ボイスの場合は設定値を 2048 または 4096 にすると最も自然な結果が得られ、1024 にするとロボットの合成音声のようなエフェクトが得られます。
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エディターパネルで、次のいずれかの操作をおこないます。
- ピッチを均等に変更するには、ヘッドアップディスプレイで「ピッチを調整」つまみをドラッグします。
- 時間経過と共にピッチを変更するには、波形表示の中央にある黄色のエンベロープ線にキーフレームを追加します。
注意:特定のピッチ範囲をズームインするには、「スペクトルピッチの表示」の右にある垂直ルーラーの中を右クリックしてドラッグします。ズームレベルをリセットする、または表示するスケールをカスタマイズするには、ルーラーを右クリックしてポップアップメニューからオプションを選択します。