標準ツールバーの左側に表示されている「作成者」タブをクリックします。
作成者ビューが表示されます。
ここでは、コンディションタグを作成してコンテンツに適用することにより、条件付きコンテンツを実装する方法について説明します。
プロジェクト内で条件付きコンテンツを実装するには、コンディションタグを追加してコンテンツに適用する必要があります。タグ付きコンテンツのプレビューを表示すると、適用後のコンディションタグが正しく機能しているかどうかを確認することができます。
Adobe RoboHelp には、Online と Print という 2 つのデフォルトコンディションタグが用意されています。 新しいタグを追加し、コンディションタグを定義するためのダイアログボックスで「グループ」フィールドを使用して、関連する様々なタグをグループ化することができます。 例えば、「対象者」グループを使用して、Beginners タグ、Intermediate タグ、Experts タグ、Developers タグ、Administrators タグ、EndUsers タグをグループ化することができます。 また、各タグで背景とテキストの色を選択することにより、そのタグが適用されるコンテンツを区別することができます。
新しいタグを追加するには、以下の手順を実行します。
標準ツールバーの左側に表示されている「作成者」タブをクリックします。
作成者ビューが表示されます。
作成者ツールバーで、「コンディションタグ」アイコンをクリックします。
コンディションタグパネルの右上隅に表示されている新規タグアイコン()をクリックします。
コンディションタグを定義ダイアログボックスで、以下の手順を実行します。
グループドロップダウンリストで、タグの作成先となるグループを選択します。例えば、対象者専用のコンテンツにタグを付ける場合は、「対象者」グループを選択します。
古いバージョンの Adobe RoboHelp をバージョン 2019 にアップグレードすると、コンディションタグパネルの「その他」グループ内で、古いバージョンのタグがすべてグループ化されます。古いバージョンの Adobe RoboHelp には「グループ」フィールドがないため、このような動作になります。適切なグループを使用してタグをグループ化することをお勧めします。 これを行うには、「その他」グループのタグをドラッグし、コンディションタグパネルにドロップします。
コンディションタグパネルでは、グループ(「対象者」グループや「その他」グループなど)が以下のように表示されます。また、各グループ内で、タグ(Developer タグや Adventure タグなど)が以下のように表示されます。
新しいタググループを追加したり、既存のタググループの名前を変更したり、既存のタググループを削除したりすることもできます。 詳しくは、「タググループの管理」を参照してください。
「名前」フィールドに、タグの名前を入力します。
「識別」領域で、背景とテキストの色を選択します。
背景とテキストの色を指定し、コンディションタグが適用されているコンテンツをハイライト表示すると、複数のコンディションタグを区別することができます。
「終了」をクリックします。
グループとコンディションタグがコンディションタグパネルに表示されます。
コンディションタグパネルで、「グループ」ドロップダウンリストを展開します。
変更するコンディションタグセットをダブルクリックします。または、コンディションタグを右クリックし、「編集()
」を選択します。
コンディションタグを編集ダイアログボックスで、必要に応じてタググループ、タグ名、背景カラー、テキストカラーを変更します。
「完了」をクリックします。
トピックコンテンツ、条件式、動的コンテンツフィルターなどの該当箇所では、コンディションタグに関連付けられたすべての参照が、変更を反映して更新されます。
コンディションタグパネルでコンディションタグを右クリックし、「削除()」をクリックします。
確認ダイアログボックスで「はい」をクリックして、削除操作を確定します。コンディションタグが削除されます。
コンディションタグパネルでコンディションタグを右クリックし、「複数を選択
」をクリックします。
選択するすべてのコンディションタグをクリックします。
コンディションタグを右クリックして「削除()
」をクリックします。
タグの名前の変更や削除があった場合、トピックコンテンツ、条件式、動的コンテンツフィルターなどの該当箇所では、それらの参照がすぐにドキュメントコンテンツに反映されます。
デフォルトのタググループのリストに、タググループを追加することができます。 また、既存のタググループの名前を変更したり、既存のタググループを削除することもできます。
「ファイル/プロジェクト設定」を選択するか、Ctrl + Shift + / キーを押します。
プロジェクト設定ダイアログボックスが表示されます。
タググループを管理するには、プロジェクト設定ダイアログボックスの「タググループ」タブを使用します。詳しくは、「タググループ」を参照してください。
「終了」をクリックして変更内容を保存します。
コンディションタグに対する名前の変更や削除は自動的にトピックに反映されます。
トピック、トピックのコンテンツ、目次、索引にコンディションタグを適用することができます。 詳しくは、以下を参照してください。
RoboHelp でトピックを使用してコンテンツを作成する方法については、「トピックの作成、保存、編集」を参照してください。
標準ツールバーの左側に表示されている「作成者」タブをクリックします。
作成者ビューが表示されます。
作成者ツールバーで、「コンテンツ」アイコンをクリックします。
コンテンツパネルでトピックをダブルクリックして開きます。
タグを適用ボタンを使用して、コンディションタグをトピックに適用します。このボタンには、以下の 2 つの方法でアクセスすることができます。
「プロパティ」パネルで「属性」タブをクリックします。コンディションタグで「タグを適用」をクリックします。
コンディションタグを適用ダイアログボックスが表示されます。
コンテンツパネルでトピックを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。トピックのプロパティダイアログボックスで「コンディションタグ/トピックレベル」を選択し、「タグを適用」をクリックします。
コンディションタグを適用ダイアログボックスが表示されます。
コンディションタグを適用ダイアログボックスで、以下の手順を実行します。
適用後のタグとそのグループが、プロパティパネルまたはトピックのプロパティダイアログボックスの「コンディションタグ/トピックレベル」に表示されます。
標準ツールバーの「保存」アイコンをクリックして、変更内容を保存します。
トピックにコンテンツを追加する方法については、「トピックにコンテンツを追加する、またはトピックを編集する」を参照してください。
標準ツールバーの左側に表示されている「作成者」タブをクリックします。
作成者ビューが表示されます。
作成者ツールバーで、「コンテンツ」アイコンをクリックします。
コンテンツパネルでトピックをダブルクリックして開きます。
作成者ビューで、タグの適用先となるコンテンツ要素を選択します。例えば、段落を選択します。
作成者ツールバーで、「コンディションタグ」アイコンをクリックします。
適用するコンディションタグをコンディションタグパネルからドラッグし、トピック内で選択したコンテンツ要素上で任意の場所にドロップします。
コンディションタグが適用されている背景とテキストの色で、コンテンツ要素がハイライト表示されます。
プロパティパネルの「トピック」タブで「コンディションタグ/コンテンツレベル」を選択すると、適用されているタグとそのグループが表示されます。
標準ツールバーの「保存」アイコンをクリックして、変更内容を保存します。
RoboHelp でスニペットを使用する方法については、スニペットによるシングルソース」を参照してください。
標準ツールバーの左側に表示されている「作成者」タブをクリックします。
作成者ビューが表示されます。
作成者ツールバーで、「スニペット」アイコンをクリックします。
スニペットパネルでスニペットを展開し、ダブルクリックしてスニペットを開きます。
作成者ビューで、タグの適用先となるスニペットコンテンツを選択します。
作成者ツールバーで、「コンディションタグ」アイコンをクリックします。
適用するコンディションタグをコンディションタグパネルからドラッグし、スニペット内で選択したコンテンツ上で任意の場所にドロップします。
コンディションタグが適用されている背景とテキストの色で、スニペットコンテンツがハイライト表示されます。
プロパティパネルの「トピック」タブで「コンディションタグ/コンテンツレベル」を選択すると、適用されているタグとそのグループが表示されます。
標準ツールバーの「保存」アイコンをクリックして、変更内容を保存します。
RoboHelp で目次(TOC)を使用する方法については、「目次の作成、編集、書式設定」を参照してください。
標準ツールバーの左側に表示されている「作成者」タブをクリックします。
作成者ビューが表示されます。
作成者ツールバーで、「目次」アイコンをクリックします。
目次パネルで、目次をダブルクリックして開きます。
目次が空白で表示される場合は、その目次内の要素が非表示になっています。その場合は、標準ツールバーの「目次を自動作成」アイコンをクリックして目次を作成してください。「目次を自動作成」アイコンをクリックすると、プロジェクト内のすべてのトピックが処理対象となることに注意してください。
特定のページ、ブック、または目次だけにコンディションタグを適用する場合は、標準ツールバーで、「ページを挿入」アイコン、「ブックを挿入」アイコン、または「目次を挿入」アイコンをクリックします。または、作成者ツールバーで「コンテンツ」アイコンをクリックし、コンテンツパネルでトピックを選択してドラッグアンドドロップします。
目次内のブックまたはページを選択します。
プロパティパネルの「コンディションタグで「タグを適用」をクリックします。
コンディションタグを適用ダイアログボックスが表示されます。
コンディションタグを適用ダイアログボックスで、以下の手順を実行します。
プロパティパネルの「トピック」タブで「コンディションタグ/トピックレベル」を選択すると、適用されているタグとそのグループが表示されます。
標準ツールバーの「保存」アイコンをクリックして、変更内容を保存します。
RoboHelp で索引を使用する方法については、「索引の作成と管理」を参照してください。
標準ツールバーの左側に表示されている「作成者」タブをクリックします。
作成者ビューが表示されます。
作成者ツールバーで、「索引」アイコンをクリックします。
索引パネルで索引エントリを右クリックし、「コンディションタグを適用」をクリックします。
コンディションタグを適用ダイアログボックスが表示されます。
コンディションタグを適用ダイアログボックスで、以下の手順を実行します。
標準ツールバーの「保存」アイコンをクリックして、変更内容を保存します。
トピック内のタグ付き要素のプレビューを表示することにより、そのタグが正しく設定されているかどうかを確認することができます。
標準ツールバーの左側に表示されている「作成者」タブをクリックします。
作成者ビューが表示されます。
作成者ツールバーで、「コンテンツ」アイコンをクリックします。
コンテンツパネルで、プレビューを表示するトピックをダブルクリックして開きます。
標準ツールバーの右側にある「プレビュー」アイコンをクリックして、プレビューモードに切り替えます。
プレビューモードが起動し、すべてのタグ付きコンテンツとタグなしコンテンツが表示されます。 以下の図は、3 つのタグ付きコンテンツと、1 つのタグなしコンテンツを示しています。
A. EndUser タグが適用されたコンテンツ B. Marketing タグが適用されたコンテンツ C. Sales タグが適用されたコンテンツ D. タグなしコンテンツ
特定のコンディションタグを選択し、そのタグを使用してタグ付けされたコンテンツ要素を確認します。 ここでは、EndUser タグと Sales タグを選択します。
プレビューウィンドウに、選択したタグ(EndUser タグと Sales タグ)を使用してタグ付けされたすべてのコンテンツ要素が表示されます(タグなしコンテンツは、すべてそのまま表示されます)。 選択しなかったタグ(手順 3 の図で引き出し線 B が付いている Marketing タグ)が適用されているコンテンツ要素は、表示対象から除外されます。
A. EndUser タグが適用されたコンテンツ B. Marketing タグが適用されたコンテンツ(フィルター処理で除外され、画面には表示されない) C. Sales タグが適用されたコンテンツ D. タグなしコンテンツ
「選択したコンディションタグをハイライト」フィールドを選択すると、タグ付きコンテンツ(選択したタグが適用されているコンテンツのみ)とタグなしコンテンツを視覚的に区別することができます。
プレビューウィンドウでは、選択した各タグ(EndUser タグと Sales タグ)の背景とテキストの色を使用して、タグ付きコンテンツがハイライト表示されます。 タグなしコンテンツはハイライト表示されません。