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Dreamweaver 以降では、ユーザーインターフェイスが簡素化されています。そのため、この記事で説明されているオプションの一部が Dreamweaver 以降には存在しない場合があります。詳しくは、こちらの記事を参照してください。
ログインページについて
Web アプリケーションの一部として、登録ユーザーがサイトにログインするためのページを作成することができます。
ログインページは、次の作成ブロックで構成されます。
登録ユーザーのデータベーステーブル
ビジターがユーザー名とパスワードを入力するための HTML フォーム
入力されたユーザー名とパスワードが有効であることを確認する「ログイン」サーバービヘイビアー
ビジターが正常にログインすると、そのビジターに対して、ユーザー名で構成されるセッション変数が作成されます。
登録ユーザーのデータベーステーブルの作成
ログインページに入力されたユーザー名とパスワードが有効であるかどうかを検証するには、登録ユーザーのデータベーステーブルが必要です。
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このテーブルは、データベースアプリケーションと登録ページを使用して作成します。手順については、以下の関連トピックのリンクを参照してください。
ログインページを作成する次の手順では、HTML フォームをページに追加して、ビジターがログインできるようにします。手順については、次のトピックを参照してください。
ログイン用 HTML フォームの追加
ビジターがユーザー名とパスワードを入力してログインするための HTML フォームを、ページに追加します。
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ファイル/新規/空白ページを選択してページを作成し、Dreamweaver のデザインツールを使用してログインページをレイアウトします。
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フォームを挿入する位置に挿入ポイントを置いて、挿入/フォームを選択し、HTML フォームを追加します。
ページに空白のフォームが作成されます。フォームの境界線を表示するには、表示/ビジュアルエイド/不可視エレメントを選択する必要があります。フォームの境界線は細い赤線で表示されます。
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HTML フォームの名前を指定します。ドキュメントウィンドウの下部にある <form> タグをクリックし、ウィンドウ/プロパティを選択してプロパティインスペクターを開き、「フォーム名」ボックスに名前を入力します。
フォームの action 属性や method 属性を指定して、ビジターが「送信」ボタンをクリックしたときのレコードの送信先や送信方法を指示する必要はありません。「ログイン」サーバービヘイビアーが自動的にこれらの属性を設定します。
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挿入/フォーム/テキストフィールドを選択し、ユーザー名とパスワードのテキストフィールドをフォームに追加します。
各テキストフィールドの横にラベルを追加します。ラベルはテキストでもイメージでもかまいません。次に、テキストフィールドを HTML テーブル内に配置し、テーブルの border 属性を 0 に設定して、テキストフィールドの位置を揃えます。
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挿入/フォーム/ボタンを選択して、フォームに「送信」ボタンを追加します。
「送信」ボタンのラベルを変更するには、ボタンを選択し、ウィンドウ/プロパティを選択してプロパティインスペクターを開き、「ラベル」ボックスに新しい値を入力します。
次の手順では、入力されたユーザー名とパスワードが有効であるかどうかを確認する「ログイン」サーバービヘイビアーを追加します。
ユーザー名とパスワードの検証
ビジターが入力したユーザー名とパスワードが有効であることを確認するために、「ログイン」サーバービヘイビアーをログインページに追加する必要があります。
ビジターがログインページの「送信」ボタンをクリックすると、「ログイン」サーバービヘイビアーは、ビジターが入力した値と登録ユーザーの値を比較します。値が一致した場合、サーバービヘイビアーは所定のページ(通常は、サイトの「ようこそ」画面)を開きます。値が一致しない場合、サーバービヘイビアーは別のページを開きます。通常は、ログイン試行が失敗したことをビジターに通知するページです。
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サーバービヘイビアーパネル(ウィンドウ/サーバービヘイビアー)で「+」ボタンをクリックし、ポップアップメニューからユーザー認証/ログインを選択します。
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ビジターがユーザー名とパスワードの入力に使用するフォームとフォームオブジェクトを指定します。
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(ColdFusion)該当する場合はユーザー名とパスワードを入力します。
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登録ユーザー全員のユーザー名とパスワードが保存されているデータベーステーブルと列を指定します。
サーバービヘイビアーは、ログインページでビジターが入力したユーザー名とパスワードを、これらの列の値と比較します。
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正常にログインできたときに開くページを指定します。
通常、サイトの「ようこそ」画面を指定します。
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ログインに失敗したときに開くページを指定します。
通常、ログインに失敗したことをビジターに通知し、ビジターが再入力できるページを指定します。
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アクセスが制限されているページにビジターがアクセスしようとした場合に、ログインページにリダイレクトし、ログイン後に再び元のページに戻れるようにするには、「前の URL へ移動」オプションを選択します。
ビジターがログインせずに制限されているページを開いてサイトにアクセスしようとした場合は、制限されているページからログインページにリダイレクトします。ビジターが正常にログインした後は、ログインページから、最初にビジターをログインページにリダイレクトした制限されているページに戻ります。
注意:これらのページの「ページへのアクセス制限」サーバービヘイビアーのダイアログボックスに入力するときに、「アクセス拒否後の表示ページ」ボックスにログインページを指定していることを確認してください。
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ユーザー名およびパスワードのみでページへのアクセスを許可するか、認証レベルも使用して許可するかを指定して、「OK」をクリックします。
ビジターが入力したユーザー名とパスワードが有効であるかどうかを確認するサーバービヘイビアーが、ログインページに追加されます。