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フレームアニメーションの作成
フレームアニメーションは、すべてのフレームでステージのコンテンツが変化するので、単にステージ上を移動するようなアニメーションではなく、イメージが各フレームで変化するような複雑なアニメーションに適しています。フレームアニメーションでは、トゥイーンアニメーションよりもファイルサイズが極端に大きくなります。フレームアニメーションでは、Animate によって各フレーム全体の値が保存されます。
フレームアニメーションを作成するには、各フレームをキーフレームとして定義し、フレームごとに異なるイメージを作成します。新しい各キーフレームには、直前のキーフレームと同じコンテンツが最初に入っているため、アニメーションのフレームを徐々に修正できます。
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レイヤー名をクリックしてレイヤーをアクティブにし、そのレイヤー上でアニメーションを開始するフレームを選択します。
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そのフレームがキーフレームになっていない場合、挿入/タイムライン/キーフレームを選択してキーフレームにします。
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シーケンスの最初のフレームにアートワークを作成します。アートワークを作成するには、描画ツールを使用するか、クリップボードからグラフィックをペーストするか、またはファイルを読み込みます。
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最初のキーフレームとコンテンツが同じキーフレームを追加するには、同じ行の右側にある次のフレームをクリックして、挿入/タイムライン/キーフレームを選択します。または、フレームを右クリック(Windows)するか Control キーを押しながらクリック(Mac OS)して、コンテキストメニューの「キーフレームの挿入」を選択します。
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アニメーションの次の動きを作成するには、ステージ上でフレームのコンテンツを変更します。
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手順 4 と 5 を繰り返して、目的の動きを作成してフレームアニメーションのシーケンスを完成させます。
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アニメーションシーケンスをテストするには、制御/再生を選択するか、または制御パネル(ウィンドウ/ツールバー/制御パネル)の「再生」ボタンをクリックします。
クラシックトゥイーンまたはモーショントゥイーンの変換によるフレームアニメーションの作成
クラシックトゥイーンまたはモーショントゥイーンのスパンをフレームアニメーションに変換できます。フレームアニメーションでは、各フレームに個別のキーフレーム(プロパティキーフレームではない)が含まれま。また、それらの各キーフレームにはアニメーションシンボルの個別のインスタンスが含まれています。フレームアニメーションには、補間のプロパティ値は含まれません。
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変換するトゥイーンスパンを右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(Mac OS)し、コンテキストメニューから「フレームアニメーションに変換」を選択します。
オニオンスキン機能の使用
通常、アニメーションシーケンスのフレームは、一度に 1 つだけステージ上に表示されます。オニオンスキンは、ステージ上に前後のフレームのコンテンツを表示して参照できるようにすることで、フレームアニメーションの描画、配置および編集を支援します。再生ヘッドの下のフレームはフルカラーで表示されるので、カラーとアルファを適用して、前のフレームと後のフレームを区別しています。
オニオンスキンの前後のフレームは、デフォルトカラーの濃淡で表示されます。これらのカラーをカスタマイズするには、「詳細設定」オプションを使用します。
オニオンスキンの有効化と無効化
- オニオンスキンボタン をクリックして、オニオンスキン機能を有効または無効にします。
- フレームを除外したり含めたりするには、タイムラインヘッダーで、オニオンスキン範囲内の任意のオニオンスキンフレームを右クリックします。
- オニオンスキンボタン()をクリックしてマウスボタンを押したままにすると、オプションが表示され、選択可能になります。
オニオンスキンの詳細設定
オニオンスキンボタン()をクリックしてマウスボタンを押したままにし、詳細設定を選択します。
範囲のカスタマイズ
オニオンスキンの表示色のカスタマイズ
- オニオンスキンフレームの色をカスタマイズするには、タイムラインバーのオニオンスキンフレームを選択します。
- オニオンスキンボタン()をクリックしてマウスボタンを押したままにし、詳細設定を選択します。
- 前後のフレームのカラーの濃淡を変更します。
アウトラインと塗りモード
不透明度のカスタマイズ
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アクティブフレームのどちらかの側にあるオニオンスキンフレームの不透明度を調整するには、開始時の不透明度スライダーをクリックしてドラッグします。
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パーセント単位で各オニオンフレームの差を減らすには、減少単位スライダーをドラッグします。
キーフレームのみを表示
- オニオンスキンフレームの色をカスタマイズするには、タイムラインバーのオニオンスキンフレームを選択します。
- 編集/環境設定を選択します。
- 「オニオンスキンの色」オプションで、色見本ボタンを選択して、「前」、「現在」、「後」フレームの色をカスタマイズおよび設定します。
アンカーマーカー
アニメーションの複数のフレームのステージ上での同時表示
オニオンスキンボタン をクリックします。オニオンスキンの開始マーカーと終了マーカー(タイムラインヘッダーに表示)の間にあるすべてのフレームは、ドキュメントウィンドウでは 1 つのフレームとして重ねて表示されます。
色分けされたオニオンスキン
オニオンスキンの色分けにより、前のフレーム、現在のフレーム、後のフレームを区別しやすくなっています。アクティブフレームから離れるほど、オニオンスキンフレームの透明度が低くなります。
オニオンスキンの表示色のカスタマイズ
- オニオンスキンフレームの色をカスタマイズするには、タイムラインバーのオニオンスキンフレームを選択します。
- 編集/環境設定を選択します。
- 「オニオンスキンの色」オプションで、色見本ボタンを選択して、「前」、「現在」、「後」フレームの色をカスタマイズおよび設定します。
色分けは、出力モードにも適用されます。
- オニオンスキン範囲の開始マーカーまたは終了マーカーの位置を変更するには、そのポインターを新しい場所にドラッグします。通常、オニオンスキンマーカーは、現在のフレームポインターと連動して移動します。Ctrl/Command キーを押しながらドラッグして、両側の位置を増減します。
- オニオンスキンマーカー間のすべてのフレームの編集を有効にするには、「複数フレーム編集」ボタン をクリックします。通常オニオンスキンで編集できるのは現在のフレームだけですが、オニオンスキンマーカー間の各フレームのコンテンツを表示させ編集することができます。
- ループ範囲を再生ヘッドを含めた任意の位置に移動させるには、タイムラインのマーカーを使用し、Shift キーを押しながらドラッグします。
- 範囲マーカーを設定するには、Shift キーを使用して範囲マーカーをドラッグするか、タイムライン上のマーカーを使用してループ範囲をドラッグします。
ロックされたレイヤー(カギのアイコンが表示されているレイヤー)は、オニオンスキンが有効なときは表示されません。イメージを操作するときにわかりやすいように、オニオンスキン操作の対象ではないレイヤーはロックするか、非表示にします。
作業結果のプレビュー
オニオンスキンがどのようになるかを確認するには、タイムラインのスパン全体の上にマウスポインターを移動します。アニメーションが色付きのアウトラインで再生され、変更を正確にプレビューできます。