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Animate ワークフローとワークスペース

  1. Adobe Animate ユーザーガイド
  2. Animate の概要
    1. Animate の新機能
    2. ビジュアル用語集
    3. Animate の必要システム構成
    4. Animate キーボードショートカット
    5. Animate での複数のファイルタイプの取り扱い
  3. アニメーション
    1. Animate のアニメーションの基本
    2. Animate でフレームとキーフレームを使用する方法
    3. Animate でのフレームアニメーション
    4. Animate でのクラシックトゥイーンアニメーションの操作方法
    5. ブラシツール
    6. モーションガイド
    7. モーショントゥイーンと ActionScript 3.0
    8. モーショントゥイーンアニメーションについて
    9. モーショントゥイーンアニメーション
    10. モーショントゥイーンアニメーションの作成
    11. プロパティキーフレームの使用
    12. トゥイーンを使用した位置のアニメーション化
    13. モーションエディターを使用したモーショントゥイーンの編集
    14. トゥイーンアニメーションのモーションパスの編集
    15. モーショントゥイーンの操作
    16. カスタムイージングの追加
    17. モーションプリセットの作成と適用
    18. アニメーションのトゥイーンスパンの設定
    19. XML ファイルとして保存したモーショントゥイーンの操作
    20. モーショントゥイーンとクラシックトゥイーン
    21. シェイプトゥイーン
    22. Animate のボーンツールアニメーションの使用
    23. Animate でのキャラクターリグの操作
    24. Adobe Animate でのマスクレイヤーの使用
    25. Animate でのシーンの操作
  4. インタラクティブ機能
    1. Animate でのボタンの作成
    2. 他のドキュメントタイプ形式への Animate プロジェクトの変換
    3. Animate での HTML5 Canvas ドキュメントの作成およびパブリッシュ
    4. Animate のコードスニペットを使用したインタラクティブ機能の追加
    5. カスタム HTML5 コンポーネントの作成
    6. HTML5 Canvas でのコンポーネントの使用
    7. カスタムコンポーネントの作成例
    8. カスタムコンポーネントのコードスニペット
    9. ベストプラクティス - Animate を使用した広告
    10. バーチャルリアリティの作成と公開
  5. ワークスペースとワークフロー
    1. ペイントブラシの作成と管理
    2. HTML5 Canvas ドキュメントでの Google フォントの使用
    3. Creative Cloud ライブラリと Adobe Animate の使用
    4. Animate のステージとツールパネルの使用
    5. Animate ワークフローとワークスペース
    6. HTML5 Canvas ドキュメントでの Web フォントの使用
    7. タイムラインと ActionScript
    8. 複数のタイムラインの操作
    9. 環境設定
    10. Animate オーサリングパネルの使用
    11. Animate でのタイムラインレイヤーの作成
    12. モバイルアプリおよびゲームエンジン用アニメーションの書き出し
    13. オブジェクトの移動とコピー
    14. テンプレート
    15. Animate での検索と置換
    16. 取り消し、やり直し、ヒストリーパネル
    17. キーボードショートカット
    18. Animate でのタイムラインの使用
    19. HTML 拡張機能の作成
    20. 画像とアニメーション GIF の最適化オプション
    21. 画像および GIF の書き出し設定
    22. Animate のアセットパネル
  6. マルチメディアとビデオ
    1. Animate のグラフィックオブイジェクトの変形と組み合わせ
    2. Animate でのシンボルインスタンスの作成と操作
    3. 画像トレース
    4. Adobe Animate でのサウンドの使用方法
    5. SVG ファイルの書き出し
    6. Animate で使用するビデオファイルの作成
    7. Animate にビデオを追加する方法
    8. Animate でのオブジェクトの描画および作成
    9. 線とシェイプの変更
    10. Animate CC での線、塗り、グラデーション
    11. Adobe Premiere Pro と After Effects の使用
    12. Animate CC のカラーパネル
    13. Animate で Flash CS6 ファイルを開く
    14. Animate でのクラシックテキストの操作
    15. Animate へのアートワークの挿入
    16. Animate に読み込まれたビットマップ
    17. 3D グラフィック
    18. Animate でのシンボルの操作
    19. Adobe Animate での線とシェイプの描画
    20. Animate でのライブラリの使用
    21. サウンドの書き出し
    22. Animate CC でのオブジェクトの選択
    23. Animate での Illustrator AI ファイルの操作
    24. ブレンドモードの適用
    25. オブジェクトの配置
    26. コマンドメニューを使用したタスクの自動化
    27. 多言語テキスト
    28. Animate でのカメラの使用
    29. グラフィックフィルター
    30. サウンドと ActionScript
    31. 描画の環境設定
    32. ペンツールを使用した描画
  7. プラットフォーム
    1. 他のドキュメントタイプ形式への Animate プロジェクトの変換
    2. カスタムプラットフォームサポート
    3. Animate での HTML5 Canvas ドキュメントの作成およびパブリッシュ
    4. WebGL ドキュメントの作成とパブリッシュ
    5. AIR for iOS 用アプリケーションのパッケージ化
    6. AIR for Android アプリケーションのパブリッシュ
    7. デスクトップ用 Adobe AIR のパブリッシュ
    8. ActionScript パブリッシュ設定
    9. ベストプラクティス - アプリケーションでの ActionScript の整理
    10. Animate での ActionScript の使用
    11. Animate ワークスペースのアクセシビリティ
    12. スクリプトの記述と管理
    13. カスタムプラットフォームサポートの有効化
    14. カスタムプラットフォームサポートの概要
    15. カスタムプラットフォームサポートプラグインの操作
    16. ActionScript 3.0 のデバッグ
    17. カスタムプラットフォームサポートの有効化
  8. 書き出しとパブリッシュ
    1. Animate CC からファイルを書き出す方法
    2. OAM パブリッシング
    3. SVG ファイルの書き出し
    4. Animate によるグラフィックとビデオの書き出し
    5. AS3 ドキュメントのパブリッシュ
    6. モバイルアプリおよびゲームエンジン用アニメーションの書き出し
    7. サウンドの書き出し
    8. ベストプラクティス - モバイルデバイス向けのコンテンツ作成のヒント
    9. ベストプラクティス - ビデオ規則
    10. ベストプラクティス - SWF アプリケーションのオーサリングガイドライン
    11. ベストプラクティス - FLA ファイルの構造化
    12. FLA ファイルを Animate 向けに最適化するベストプラクティス
    13. ActionScript パブリッシュ設定
    14. Animate のパブリッシュ設定の指定
    15. プロジェクターファイルの書き出し
    16. 画像とアニメーション GIF の書き出し
    17. HTML パブリッシュ用テンプレート
    18. Adobe Premiere Pro と After Effects の使用
    19. アニメーションのクイック共有とパブリッシュ
  9. トラブルシューティング
    1. 解決済みの問題
    2. 既知の問題

 

Animate とは

アドビ システムズ社

一般的な Animate のワークフロー

Animate アプリケーションを構築する際に一般的に行う基本手順を次に示します。

アプリケーションのプランニング

アプリケーションで実行する基本的なタスクを決定します。

メディアエレメントの追加

イメージ、ビデオ、サウンド、テキストなどのメディアエレメントを作成し、読み込みます。

メディアエレメントの配置

ステージおよびタイムラインにメディアエレメントを配置し、アプリケーションで各エレメントをいつ、どのように表示するかを定義します。

特殊効果の適用

必要に応じて、グラフィックフィルター(ぼかし、グロー、ベベルなど)、ブレンド、その他の特殊効果を適用します。

ActionScript を使用したビヘイビアー制御

ユーザーの操作に対する応答など、メディアエレメントのビヘイビアーを制御する ActionScript® コードを記述します。

アプリケーションのテストとパブリッシュ

FLA ファイルをテストして(制御/ムービープレビュー)、アプリケーションがユーザーの意図どおりに動作していることを確認し、バグが見つかった場合は修正します。作成プロセス全体にわたって、アプリケーションのテストを実行する必要があります。Animate と AIR Debug Launcher でファイルをテストできます。

作成した FLA ファイルを、Web ページに表示して Flash® Player で再生できる SWF ファイルとしてパブリッシュします(ファイル/パブリッシュ)。

これらの手順の順番は、プロジェクトや作業スタイルによって変更することが可能です。

ワークスペースの概要

ドキュメントとファイルの作成および操作では、パネル、バー、ウィンドウなどの様々な要素を使用します。これらの要素の構成を、ワークスペースと呼びます。Adobe® Creative Suite® 5 の様々なアプリケーションのワークスペースは外観が共通しているので、容易にアプリケーションを切り替えて使用できます。プリセットされたワークスペースから選択するか、独自のワークスペースを作成することによって、作業方法に合わせて各アプリケーションを使用することもできます。

製品によって初期設定のワークスペースは異なりますが、その構成要素の操作方法は同じです。

  • 上部のアプリケーションバーには、ワークスペースの切り替えコントロール、メニュー(Windows のみ)およびその他のアプリケーションコントロールが表示されます。Mac OS 版の製品には、ウィンドウメニューを使用して表示 / 非表示を切り替えるものがあります。

  • ツールパネルには、画像、アートワーク、ページエレメントなどの作成と編集に使用するツールが用意されています。関連性のあるツールはグループにまとめられています。

  • コントロールパネルには、現在選択しているツールで使用できるオプションが表示されますIllustrator のコントロールパネルには、現在選択しているオブジェクトで使用できるオプションが表示されます(Adobe Photoshop® では、これはオプションバーと呼ばれます。Adobe Animate®、Adobe Dreamweaver® および Adobe Fireworks® では、これはプロパティインスペクターと呼ばれ、現在選択しているエレメントのプロパティも含みます)。

  • ドキュメントウィンドウには、作業中のファイルが表示されます。ドキュメントウィンドウはタブ表示したり、場合によっては、グループ化およびドッキングしたりすることもできます。

  • パネルは、作業中のファイルの変更や確認に使用されます。例えば、Animate のタイムラインパネル、Illustrator のブラシパネル、Adobe Photoshop® のレイヤーパネル、Dreamweaver の CSS スタイルパネルなどがあります。複数のパネルをグループ化、スタック表示またはドッキングすることもできます。

  • アプリケーションフレームを使用すると、すべてのワークスペース要素をグループ化して、1 つの統合ウィンドウ上に表示し、アプリケーション全体を一体のユニットとして扱うことができます。アプリケーションフレームやその中の要素を移動またはサイズ変更すると、すべての要素がそれに応じて変化し、それぞれ重なり合うことのないよう調整されます。アプリケーションを切り替えたり、誤ってアプリケーションの外をクリックしたりしても、パネルは表示され続けます。複数のアプリケーションを並行して使用する場合は、同じスクリーン上や別々のモニター上にアプリケーションを並べて配置できます。

    Mac OS で、従来と同じ自由形式のユーザーインターフェイスを使用する場合は、アプリケーションフレームをオフにすることもできます。この切り替えを行うには、例えば Adobe Illustrator® でウィンドウ/アプリケーションフレームを選択します(Mac OS の場合、Animate では常にアプリケーションフレームが表示され、Dreamweaver ではアプリケーションフレームは使用されません)。

 

Illustrator の初期設定のワークスペース

A. タブ付きドキュメントウィンドウ B. アプリケーションバー C. ワークスペース切り替えコントロール D. パネルタイトルバー E. コントロールパネル F. ツールパネル G. アイコンパネル化ボタン H. 縦方向にドッキングした 4 つのパネルグループ 

すべてのパネルの非表示または表示

  • (Illustrator、Adobe InCopy®、Adobe InDesign®、Photoshop、Fireworks)ツールパネルとコントロールパネルも含め、すべてのパネルの表示と非表示を切り替えるには、Tab キーを押します。

  • (Illustrator、InCopy、InDesign、Photoshop)ツールパネルとコントロールパネルを除く、すべてのパネルの表示と非表示を切り替えるには、Shift+Tab キーを押します。

    ヒント:環境設定の「インターフェイス」で「非表示パネルを自動表示」が選択されている場合、非表示のパネルを一時的に表示できます。Illustrator では常に表示されています。ポインターをアプリケーションウィンドウの端(Windows®)またはモニターの端(Mac OS®)に移動し、表示されるバーにポインターを重ねます。

  • (Animate、Dreamweaver、Fireworks)パネルの表示と非表示を切り替えるには、F4 キーを押します。

パネルオプションの表示

  1. パネルの右上にあるパネルメニューアイコン をクリックします。

    ヒント:パネルを最小化した状態でも、パネルメニューを開くことができます。

    ヒント:Photoshop では、パネルおよびツールヒントのテキストのフォントサイズを変更できます。インターフェイス環境設定で、UI のフォントサイズメニューからサイズを選択します。

(Illustrator)パネルの明るさの調整

  1. ユーザーインターフェイス環境設定で、明るさスライダーを操作します。このスライダーの操作では、コントロールパネルも含め、すべてのパネルの明るさが変化します。

ツールパネルの再設定

ツールパネルのツール類は、1 列表示または 2 列に並べた表示が可能です(この機能は、Fireworks と Animate のツールパネルでは使用できません)。

 InDesign および InCopy では、インターフェイス環境設定のオプションを設定して 1 列表示から 2 列表示(または 1 行表示)に切り替えることもできます。

  1. ツールパネル上端の二重矢印をクリックします。

ウィンドウとパネルの管理

ドキュメントウィンドウとパネルを移動および操作することによって、カスタムワークスペースを作成できます。複数のカスタムワークスペースを保存し、それらを切り替えて使用することもできます。Fireworks でカスタムワークスペースの名前を変更すると、予期しない動作が発生することがあります。

 次の例は Photoshop の場合です。ワークスペースの動作は、すべての製品で同じです。

ドキュメントウィンドウの並べ替え、ドッキングまたはフローティング

複数のファイルを開くと、ドキュメントウィンドウはタブ付きで表示されます。

  • タブ付きドキュメントウィンドウの順序を変更するには、ウィンドウのタブをグループ内の新しい位置にドラッグします。

  • ドキュメントウィンドウをウィンドウのグループからドッキング解除(フローティングまたはタブ解除)するには、ウィンドウのタブをグループの外にドラッグします。

     Photoshop では、ウィンドウ/アレンジ/ウィンドウを分離を選択して 1 つのドキュメントウィンドウをフローティング表示することも、ウィンドウ/アレンジ/すべてのウィンドウを分離を選択してすべてのドキュメントウィンドウを一度にフローティング表示することもできます。詳しくは、テクニカルノート kb405298 を参照してください。

     Dreamweaver では、ドキュメントウィンドウのドッキングとドッキング解除はサポートされていません。ドキュメントウィンドウの最小化ボタンを使用してフローティングウィンドウを作成するか(Windows)、ウィンドウ/左右に並べて表示を選択して、ドキュメントウィンドウを並べて表示します。このトピックについて詳しくは、Dreamweaver ヘルプで「左右に並べて表示」を検索してください。Macintosh ユーザーの場合は、ワークフローが若干異なります。

  • ドキュメントウィンドウを別のドキュメントウィンドウのグループにドッキングするには、ウィンドウをグループにドラッグします。

  • 重ねて表示または並べて表示されたドキュメントのグループを作成するには、ウィンドウを別のウィンドウの上下左右にあるドロップゾーンのいずれかにウィンドウをドラッグします。アプリケーションバーのドキュメントレイアウトボタンを使用して、グループのレイアウトを選択することもできます。

     一部の製品では、この機能はサポートされていません。ただし、アプリケーションのウィンドウメニューに「重ねて表示」コマンドや「並べて表示」コマンドがある場合は、ドキュメントのレイアウトに利用できます。

  • タブ付きグループ内で選択項目を別のドキュメントに移動する場合は、選択項目を移動先のドキュメントのタブ上にドラッグしたままにしておきます。しばらくすると、ドキュメントが切り替わります。

     一部の製品では、この機能はサポートされていません。

パネルのドッキングとドッキング解除

ドックとは、複数のパネルまたはパネルグループの集合で、通常は縦方向に並べて表示されます。パネルのドッキングとドッキング解除は、パネルをドックの外側や内側に移動することによって行います。

  • パネルをドッキングするには、そのタブをドックの上部、下部または他のパネルの間にドラッグします。

  • パネルグループをドッキングするには、そのタイトルバー(タブの上にある、何も記述されていない単一色のバー)をドックにドラッグします。

  • パネルまたはパネルグループをドックから解除するには、そのタブまたはタイトルバーをドックの外にドラッグします。そのまま他のドックにドラッグできるほか、ドッキングせずにフローティング状態にしておくこともできます。

ナビゲーターパネルをドックにドラッグして青いハイライトのドロップゾーンを表示させる

ドッキングしたナビゲーターパネル

 ドック内のすべての領域がパネルで占有されないようにするには、ドックの下端を上にドラッグして、ワークスペースの端と重ならないようします。

パネルの移動

パネルを移動すると、移動可能な位置に青色でハイライトされたドロップゾーンが表示されます。例えば、ドックの内部でパネルを上下に移動して他のパネルの上または下に表示される細い青色のドロップゾーンまでドラッグすることで、ドック内部でのパネル位置を変更できます。ドロップゾーンではない位置にドラッグすると、パネルはワークスペースの中でフローティング状態になります。

 ドロップゾーンが有効になるのは、パネルの位置ではなく、マウスの位置なので、ドロップゾーンが表示されない場合は、ドロップゾーンが表示されるはずの場所にマウスをドラッグしてみてください。

  • パネルを移動するには、そのタブをドラッグします。

  • パネルグループを移動するには、タイトルバーをドラッグします。

青色の細いドロップゾーンは、カラーパネルが単独でレイヤーパネルグループの上にドッキングされることを示します。

A. タイトルバー B. Tab C. ドロップゾーン 

 移動中のパネルがドッキングされないようにするには、移動中に Ctrl キー(Windows)または Command キー(Mac OS)を押します。操作を途中でキャンセルするには、Esc キーを押します。

パネルの追加と削除

ドックにあるパネルをすべて削除すると、そのドックはなくなります。ドロップゾーンが表示されるまでパネルをワークスペースの右端に移動すると、ドックを作成できます。

  • パネルを削除するには、パネルのタブを右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(Mac OS)して「閉じる」を選択するか、ウィンドウメニューでパネルの選択を解除します。

  • パネルを追加するには、ウィンドウメニューでそのパネルを選択し、目的の場所にドッキングします。

パネルグループの操作

  • パネルをグループに移動するには、グループ内のハイライトされたドロップゾーンにそのパネルのタブをドラッグします。

パネルグループへのパネルの追加

  • グループの中でパネルを並べ替えるには、パネルのタブをグループ内の新しい場所までドラッグします。

  • パネルをグループから解除してフローティング状態にするには、そのパネルのタブをグループ外部にドラッグします。

  • グループを移動するには、タイトルバー(タブの上にある部分)をドラッグします。

フローティングパネルのスタック

ドック外部のドロップゾーン以外の場所にパネルをドラッグすると、そのパネルはフローティング状態になります。フローティングパネルはワークスペース内のどこにでも配置できます。フローティング状態のパネルまたはパネルグループをまとめてスタックすると、最前面のタイトルバーをドラッグしたときに全体を 1 つの単位として移動できます。

フローティング状態でスタックしたパネル

  • フローティングパネルをスタックするには、そのタブを他のパネルの下端にあるドロップゾーンまでドラッグします。

  • スタック順を変更するには、パネルのタブを前面方向または背面方向にドラッグします。

     このとき、タブを置く位置は、タイトルバーにある幅の広いドロップゾーンではなく、パネルとパネルの間にある幅の狭いドロップゾーンです。

  • パネルまたはパネルグループをスタックから解除してフローティング状態にするには、そのタブまたはタブ領域(タブの横にある空の領域)あるいはタイトルバーをスタックの外にドラッグします。

パネルのサイズ変更

  • パネル、パネルグループ、パネルのスタックを最小化または最大化するには、タブをダブルクリックするか、タブ領域(タブの横にある空の領域)をダブルクリックします。

  • パネルのサイズを変更するには、パネルのいずれかの側をドラッグします。Photoshop のカラーパネルのように、ドラッグしてもサイズ変更できないパネルもあります。

パネルのアイコン化と展開

雑然としたワークスペースにならないように、パネルをアイコン化できます(あらかじめ用意されたワークスペースには、パネルが最初からアイコン化されているものもあります)。

アイコン化したパネル

アイコンから展開したパネル

  • 列にあるすべてのパネルをアイコン化または展開するには、ドックの上端にある二重矢印をクリックします。

  • 単独のパネルを展開するには、そのアイコンをクリックします。

  • パネルアイコンのサイズを変更し、ラベルがないアイコンのみの表示にするには、テキストが表示されなくなるまでドックの幅を調整します。アイコンのテキストを再表示するには、ドックの幅を広くします。

  • 展開したパネルを閉じるには、パネルのタブ、パネルのアイコンまたはパネルのタイトルバーにある二重矢印をクリックします。

    ヒント:一部の製品では、インターフェイス環境設定またはユーザーインターフェイス環境設定で「自動的にアイコンパネル化」を選択している場合、展開したパネルの外側をクリックすると自動的にパネルが閉じられます。

  • アイコンのドックにフローティングパネルまたはパネルグループを追加するには、そのパネルのタブまたはパネルグループのタイトルバーあるいはタブ領域をドックにドラッグします(アイコンで表示されているドックに追加したパネルは、自動的にアイコン化されます)。

  • パネルアイコンまたはパネルアイコンのグループを移動するには、アイコンをドラッグします。パネルアイコンは、ドック内では上下にドラッグできます。他のドックへとドラッグして移動すると、ドラッグ先のドックのパネルスタイルで表示されるようになります。また、ドラッグしてドックの外に出すと、アイコンのままフローティング状態になります。

ワークスペースの保存と切り替え

現在のパネルのサイズと位置を名前の付いたワークスペースとして保存しておくと、パネルを移動したり閉じたりした後でも、そのワークスペースを呼び出すことができます。保存したワークスペースの名前は、アプリケーションバーのワークスペース切り替えコントロールに表示されます。

カスタムワークスペースの保存

  1. 保存する設定のワークスペースで、以下のいずれかの手順に従います。

    • (Illustrator)ウィンドウ/ワークスペース/ワークスペースを保存を選択します。

    • (Photoshop、InDesign、InCopy)ウィンドウ/ワークスペース/新規ワークスペースを選択します。

    • (Dreamweaver)ウィンドウ/ワークスペースのレイアウト/新規ワークスペースを選択します。

    • (Animate)アプリケーションバーのワークスペース切り替えコントロールから「新規ワークスペース」を選択します。

    • (Fireworks)アプリケーションバーのワークスペース切り替えコントロールから「現在のレイアウトを保存」を選択します。

  2. ワークスペースの名前を入力します。

  3. (Photoshop、InDesign)「キャプチャ」で、以下のオプションを選択します(複数選択可)。

    パネルの位置

    現在のパネルの位置を保存します(InDesign のみ)。

    キーボードショートカット

    現在のショートカットキーのセットを保存します(Photoshop のみ)。

    メニューまたはメニューのカスタマイズ

    現在のメニューのセットを保存します。

ワークスペースの表示と切り替え

  1. アプリケーションバーのワークスペース切り替えコントロールから、ワークスペースを選択します。

 Photoshop では、各ワークスペースにショートカットキーを割り当てて、ワークスペースをすばやく切り替えることができます。

カスタムワークスペースの削除

  • アプリケーションバーのワークスペース切り替えコントロールから「ワークスペースの管理」を選択し、ワークスペースを選択した後、削除あるいはワークスペースを削除アイコンをクリックします(このオプションは Fireworks では使用できません)。

  • (Photoshop、InDesign、InCopy)ワークスペース切り替えコントロールから「ワークスペースを削除」を選択し、ワークスペースを選択した後、「削除」をクリックします。

  • (Illustrator)ウィンドウ/ワークスペース/ワークスペースの管理を選択し、ワークスペースを選択した後、削除アイコンをクリックします。

  • (Photoshop、InDesign)ウィンドウ/ワークスペース/ワークスペースを削除を選択し、ワークスペースを選択した後、「削除」をクリックします。

初期設定のワークスペースの復元

  1. アプリケーションバーのワークスペース切り替えコントロールから、「初期設定」または「標準」のワークスペースを選択します。

     Dreamweaver では、デフォルトのワークスペースは「デザイナー」です。

  2. (Photoshop、InDesign、InCopy)ウィンドウ/ワークスペース/[ワークスペース名] をリセットを選択します。

(Photoshop)保存されているワークスペースの構成の復元

Photoshop では、ワークスペースは自動的に前回の構成で表示されますが、保存されている最初のパネル構成を復元できます。

  • 個々のワークスペースを復元するには、ウィンドウ/ワークスペース/ワークスペース名 をリセットを選択します。

  • Photoshop でインストールされているすべてのワークスペースを復元するには、環境設定の「インターフェイス」で「初期設定のワークスペースに戻す」をクリックします。

 アプリケーションバーのワークスペースの順序を変更するには、ワークスペースをドラッグします。

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2025 年 2 月 13 日
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