新しい書き出しワークフローを使用できるようになりました。
Premiere Pro 22.3(2022年4月リリース)では、効率化された新たな書き出しワークフローが導入されました。最新バージョンに今すぐアップグレードして、ご利用ください。詳しくは、ビデオの書き出しを参照してください。
新しい書き出しワークフローを使用できるようになりました。
Premiere Pro 22.3(2022年4月リリース)では、効率化された新たな書き出しワークフローが導入されました。最新バージョンに今すぐアップグレードして、ご利用ください。詳しくは、ビデオの書き出しを参照してください。
Premiere Pro のシーケンス全体から、すべてのアクティブなオーディオトラックを Open Media Format(OMF)ファイル形式で書き出すことができます。DigiTranslator 機能のライセンスがあれば、DigiDesign Pro Tools で OMF ファイルが読み込まれます。Pro Tools で DigiTranslator を使用して、Premiere Pro から取り込んだサウンドトラックに音入れをすることができます。
Premiere Pro によって書き出された OMF ファイルは、ProTools 以外のプラットフォームでは公式にサポートされません。Premiere Pro では OMF ファイルは読み込めません。
1 つのファイル
この設定では、プロジェクトメタデータと選択したシーケンスのすべてのオーディオを含む 1 つの OMF ファイルが書き出されます。通常、1 つのファイルにカプセル化された OMF ファイルはサイズが大きくなります。
個別のオーディオ
この設定では、個別のモノラル AIF ファイルが _omfiMediaFiles フォルダーに書き出されます。フォルダー名には OMF ファイルのファイル名が含まれます。AIF ファイルを使用することによって、従来のオーディオシステムとの互換性を最大にすることができます。
オーディオファイル全体をコピー
この設定では、シーケンス内で使用されているクリップ全体のオーディオが書き出されます。クリップの使用回数やクリップの使用割合は考慮されません。
オーディオファイルをトリミング
この設定では、シーケンス内で使用されているクリップの該当部分、すなわちクリップインスタンスのみが書き出されます。ファイルの開始部分と終了部分に追加される余分な長さ、つまり予備フレームを持つクリップインスタンスを書き出すように指定することもできます。
Premiere Pro では、OMF への書き出し時に、次の属性とメタデータとともにファイルを書き出します。
Premiere Pro では、OMF への書き出し時に、以下に挙げられているエフェクトのみを適用します。また、OMF 値はクリップベースであるため、Premiere Pro ではほとんどのトラックベースの値が OMF に書き出されません。
正確な書き出しのサンプル
Premiere Pro では、すべてのトランジションとキーフレームポイントが、オーディオサンプルの境界上に配置されます。ビデオフレームの境界には、このような配置の制約はありません。
48 k および 96 k のサンプルレート
Premiere Pro では、Pro Tools の要件に従って、サウンドクリップが一貫した同じサンプルレートで変換されます。サンプルレートは書き出し時に選択できます。
16 ビットまたは 24 ビット
書き出し時にビット数を選択できます。
「1 つのファイル」と「個別のオーディオ」オプション
「1 つのファイル」オプションを使用すると、オーディオと OMF の両方のメタデータを含むサイズの大きな単一ファイルを書き出すことができます。「個別のオーディオ」オプションを使用すると、サイズの小さな OMF ファイルと、関連する個々の外部オーディオファイルを書き出すことができます。OMF ファイルのサイズは 2 ギガバイトに制限されているため、「個別のオーディオ」オプションは、サイズの大きなプロジェクトでは有用です。
トラック名
OMF と Pro Tools は、モノラルトラックでのみ機能します。Premiere Pro はステレオ、5.1 チャンネルまたは 16 チャンネルトラックから個別のモノラルトラックを書き出します。書き出されたトラックの名前にはソーストラック ID が含められます。書き出された左のステレオチャンネルと右のステレオチャンネルのトラック名には、それぞれ _L と _R が含められます。
クリップ名
OMF ファイルを Pro Tools に読み込むと、Premiere Pro シーケンスから取り込んだクリップ名が Pro Tools のタイムラインに表示されます。
クリップボリュームとクリップキーフレームボリューム
初期設定では、Premiere Pro はクリップのボリュームレベルとクリップキーフレームのボリュームレベルを OMF ファイルのクリップゲインエフェクトに書き出します。DigiTranslator を、キーフレームボリューム設定を受け入れるまたは無視するように設定することができます。
オーディオトランジション
Premiere Pro は、隣り合う 2 つのクリップ間のオーディオトランジションを書き出します。中心に配置する設定も、中心に配置しない設定も可能です。
オーディオミキサーのパン設定
キーフレームなしのクリップ 1 つにつき 1 つのパン設定が書き出されます。Premiere Pro では、トラックからパン設定が書き出され、クリップ書き出しデータに適用されます。
ステレオトラック
初期設定では、OMF への書き出し時に、左チャンネルを左に、右チャンネルを右にパンします。
ステレオバランス
Premiere Pro では、クリップバランスをクリップのオーディオゲインエフェクトに適用します。オーディオミキサーバランスはトラックベースであってクリップベースではないため、適用されません。
5.1 チャンネルトラックと 16 チャンネルトラックに適用するチャンネルゲインエフェクト
Premiere Pro では、クリップチャンネルごとに最初のチャンネルゲイン値を適用します。クリップチャンネルゲインキーフレームは適用されません。
左チャンネルへ振るエフェクト、右チャンネルへ振るエフェクト、チャンネルの入れ替えエフェクト
Premiere Pro では、各クリップについて、左チャンネルへ振るエフェクト、右チャンネルへ振るエフェクト、チャンネルの入れ替えエフェクトの最初の値が適用されます。左チャンネルへ振るキーフレーム、右チャンネルへ振るキーフレーム、チャンネルの入れ替えキーフレームは適用されません。
トラック出力の切り替え
Premiere Pro では、トラック出力の切り替え設定がオンになっているオーディオトラックのみが書き出されます。トラックがオフになっていると、トラックは書き出された OMF ファイルに含まれません。オーディオミキサーのトラックをミュートボタンとソロトラックボタンは適用されません。
ネストされたシーケンス
Premiere Pro では、シンプルなクリップの場合と同じ方法で、個々のネストされたシーケンスのオーディオを書き出します。
統合クリップ
Premiere Pro は、マスタークリップやサブクリップと同じ方法でオーディオを書き出します。
DigiTranslator ダイアログボックス
「Pan Odd Tracks Left/Even Tracks Right」の選択を解除します。
自動ゲインコントロールを実行するには、「Convert Clip Based Gain To Automation」を選択します。
サンプルレート変換が不要な場合は、「Sample Rate Conversion」を選択しません。
Missing Files ダイアログボックス
初期設定を「Manually Find And Relink」に変更して「OK」を押します。
すべてのオプションの選択を解除します。
<プロジェクト名> ExternalMediaFiles フォルダーを見つけて選択します。