ログ、RAW、HDR または HLG でカメラを録画するように設定します。
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HDR ディスプレイを搭載したコンピューターを使用している場合に、Macintosh のお客様が YouTube 用 HDR(ハイダイナミックレンジ)ビデオを作成するワークフローについて説明します。2018 年以降の MacBook Pro、Apple シリコン搭載の MacBook Air、Apple Studio Display、Apple Pro Display XDR が含まれます。
HDR ビデオのキャプチャ
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iPhone 12 以降を使用している場合、HDR はデフォルトでオンになっています。
これらの手順に従って、オンになっていることを確認します。
Premiere Pro でのカラーマネジメント設定の指定
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Lumetri カラーパネルで、設定を開き、「環境設定」を選択します。ディスプレイのカラーに移動し、ディスプレイのカラーマネジメントまたは拡張ダイナミックレンジモニタリングをオンにします。
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Lumetri カラーパネルで、設定を開き、「プロジェクト」を選択します。自動カラースペース検出を有効にするには、「自動検出されたログと RAW メディアのカラー管理」または「カラースペースに応じたエフェクトを有効にする」をオンにします。
シーケンスとソースクリップの設定
シーケンスの適切なカラー設定は、使用するメディアの種類によって異なります。
iPhone HDR メディア
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iPhone メディアを読み込みます。
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メディアをタイムラインウィンドウにドラッグして、新しいシーケンスを作成します。
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Lumetri カラーパネル/設定/シーケンスを選択します。
カラー設定は、デフォルトでダイレクト HLG(HDR)です。ビデオのカラーグレーディング(例:Lumetri/編集で露出量、ハイライト、温度などの変更を行うなど)を行う予定がなく、すばやく編集してアップロードする必要がある場合は、このカラー設定が適しています。
ただし、カラーを変更する場合は、カラーグレーディングに適した設定に変更する必要があります。
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Lumetri カラーパネル/設定/シーケンスを選択します。
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カラー設定で、「広色域(トーンマップ済み)」を選択します。
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出力カラースペースで、「Rec.2100 PQ」を選択します。
ログおよび RAW メディア
カメラのログまたは RAW オプションを使用して録画したビデオでは、最終的なビデオの外観を最大限に制御できます。最新のカメラでは、ログでの録画がサポートされています。また、iPhone 13 Pro 以降では、ログにビデオを録画できます。
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ログメディアまたは RAW メディアを読み込みます。
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メディアをタイムラインにドラッグして、新しいシーケンスを作成します。
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タイムラインでメディアを選択し、Lumetri カラーパネル/設定/ソースクリップを確認します。
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ほとんどのカメラ形式の場合、Premiere Pro はメディアのカラースペースを自動的に検出し、「メディアのカラーを使用」スペースの横にカラースペース名が表示されます。適切なカラースペースが自動的に選択されていない場合は、「メディアカラースペースを上書き」を選択し、カメラの適切なカラースペースを選択します。
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Lumetri カラーパネル/設定/シーケンスを選択します。
デフォルトでは、カラー設定はダイレクト Rec.709(SDR)に設定されています。次の変更を行います。
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カラー設定で、「広色域(トーンマップ済み)」を選択します。
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出力カラースペースで、「Rec.2100 PQ」を選択します。
プロジェクトの書き出し
デフォルトでは、標準ダイナミックレンジを使用して書き出されます。ただし、HDR を書き出すには、正しい HDR 書き出し設定を選択することが重要です。
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書き出しモードに切り替えます。
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プリセットの右側にある 3 つのドット のメニューをクリックし、「その他のプリセット」を選択します。
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「検索」フィールドに「PQ」と入力します。
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表示されるプリセットのリストで、「HEVC - ソースの一致 - PQ」を選択します。HDR ビデオを定期的に書き出す予定の場合は、プリセット名の左側にある星 アイコンを選択してお気に入りにします。「OK」を選択します。
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必要に応じて、ファイル名と場所を更新し、「書き出し」を選択して、HDR ビデオを書き出します。
これで、書き出したビデオを YouTube にアップロードできます。YouTube では、ファイルを自動的に処理し、プロジェクトの HDR バージョンと SDR バージョンの両方を作成します。
この処理は、ビデオの長さに応じて数分から数時間かかります。最初にビデオの SDR バージョンが表示され、その後 HDR バージョンが表示されます。設定が正しいことと、ビデオが YouTube で HDR として表示されることを確認するために、非常に短い(1 分未満の)テスト書き出しを作成することをお勧めします。
その他の関連ヘルプ
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Premiere Pro でのカラーマネジメントに関するご質問について詳しくは、Premiere Pro コミュニティまでお問い合わせください。 喜んでお手伝いさせていただきます。