「テキストから効果音生成(Beta)」および「音声から効果音生成(Beta)」機能を使用して、効果的なテキストプロンプトを記述し、効果音を生成する方法について説明します。
「テキストから効果音生成(Beta)」および「音声から効果音生成(Beta)」機能を使用すると、複数の入力方法(テキストプロンプトと録音したオーディオヒント)を使用して効果音オーディオクリップを生成できます。テキストプロンプトと音声パフォーマンスを組み合わせることで、音声パフォーマンスのタイミングとエネルギーに合わせながら、テキストプロンプトの説明と一致する効果音を生成できます。雰囲気のある音風景、インパクトの強い効果、環境雑音などを作成して視覚的なストーリーテリングを強調する場合でも、適切に記述されたテキストプロンプトは、これらの機能の可能性を最大限に引き出すために重要な役割を果たします。
生成するサウンドについて、明確で簡潔かつ直接的な説明テキストを入力します。この方法では、聴覚的な特徴に重点を置き、音そのものが実際にどのように聞こえるのかに焦点を当てます。
正しい例
- 吠えるライオン
- トタン屋根に降る大雨
- パチパチというキャンプファイヤー
悪い例
- 吠えるライオンの声
- トタン屋根に落ちる雨粒のポトポトという音
- 炉の中で時々パチパチとなる燃える木の音
テキストプロンプトには、効果音の品質を説明する明確な形容詞、およびサウンドのアクションや動作を伝える動詞を含めます。 これにより、サウンドの詳細な特徴を示します。
正しい例
- 非常に大きな爆発音または小さな爆発音
- 海岸に打ち寄せる強い波または海岸を打ち寄せる穏やかな波
- 木のテーブルの上で引きずられる陶器のカップ
読点で区切ったキーワードまたは説明を使用して、目的のサウンドの複数の特徴を素早く指定できます。この方法により、生成する複雑な効果音を効果的に伝える簡潔な説明テキストを作成しながら、プロンプトを記述するその他のベストプラクティスに従うこともできます。
正しい例
- ロボット、科学、未来的
- 映画のようなインパクト、痛烈な攻撃
- オーケストラの低音程の音楽が流れる、ドラマチックな予告編
「サウンド効果の生成」では、一度に 1 つのサウンドを生成し、最高品質と効果的な制御が確保できるように設計されています。複数のサウンドを組み合わせた音風景を生成するには、各サウンドを個別に生成し、複数のオーディオトラックを使用してレイヤー化します。タイミングと音量を微調整したり、各サウンドをダウンロードして編集やプロジェクトで使用したりできる生成後の編集オプションを活用することもできます。
正しい例
- 雪の上の足跡
- 砂漠の風
- 鳥の鳴き声
悪い例
- 雪の上に足跡がきざまれ、背景に砂漠の風が吹き、鳥の鳴き声が聞こえてくる
音風景を生成する場合は、非常に具体的な説明ではなく、広範な説明や一般的な説明を使用するほうが効果的な場合がよくあります。過度に詳細なプロンプトは、解釈上不自然な印象を与える、または文字通りに感じられる出力につながる可能性があります。
正しい例
- 森林の雰囲気
- レストランで人々がおしゃべりする声
- 部屋の雰囲気
- 活動的な都市の往来