リンクされたドキュメントの操作

最終更新日 : 2025年8月29日

リンクされた PSD または AI ファイルを直接 Firefly ボードに作成し、操作する方法について説明します。

画像、PSD または AI ファイルを Firefly ボードにアップロードし、カンバスに配置すると、これらはリンクされたドキュメントになります。ソースアプリで元のファイルに変更を加えた場合は、カンバス上で自動的に更新できます。

リンクされたドキュメントに対する権限は、ユーザーの役割によって異なります。 所有者は、リンクされたファイルを元のアプリで開き、カンバス上で編集を行い、更新できます。 コントリビューターは、ソースファイルを表示し、リンクされたアセットを使用して、リミックス、参照、またはサブプロンプトを作成できます。

Firefly ボードでリンクされたドキュメントを操作しているとき、アセットを 2 つのソース(「お使いのデバイス」または「Creative Cloud」)のカンバスに追加できます。 選択するソースにより、リンクされたアセットを編集しているときに使用可能な機能が決定されます。

デバイスからリンクされたドキュメント

Firefly ホームページで、Firefly ボード(Beta)を選択します。

ボードを新規作成」を選択します。

アップロード 」ボタンを選択してから、「お使いのデバイス」を選択し、アップロードするファイルを参照して選択します。 画像、PSD、AI ファイルが使用できます。

アップロードされたファイルが Creative Cloud に保存されます。 各ファイルに、リンクされたソースアプリを示すスタンプサムネイルが表示されます。

アップロードされた PSD ファイルがカンバス上で選択されていて、Photoshop ファイルとしてのスタンプが付いています。 これには、ソース、ファイル所有者、ファイル名など、ファイルの詳細があります。
スタンプサムネイルにポインタを合わせて、ソース、ファイル所有者、ファイル名など、ファイルの詳細を表示します。

ユーザーはソースアプリにリンクされているアップロード済みファイルの所有者であるため、次のアクションを実行できます。

  • リンク先のファイルをソースアプリで開く
  • ソースアプリでリンクされたアセットを編集する
  • カンバス上のファイルを更新して、すべてのコントリビューターが変更を確認できるようにする

コントリビューターは、リンクされたファイルのソースを表示したり、リミックスしたり、参照として使用したり、サブプロンプトを作成したり、ファイルをダウンロードしたりできますが、他のユーザーがリンクしたアセットの背景を編集または削除したり、ソースアプリで開いたりすることはできません。

Photoshop web 版アプリが開いていて、プロパティパネルが画像を生成し、カンバスに直接追加するオプションとともにアクティブになっています。
リンクされたアセットがソース(Photoshop web 版)で編集され、更新後、変更が Firefly ボードのカンバスに反映される例。

ソースアプリで 1 つ以上のリンクされたドキュメントが変更された場合は、リンクされたアセットが変更されたことが通知されます。 カンバスの「更新」オプションを使用して、最新の変更を表示できます。

Firefly ボードでは、トースト通知により、ソースファイルが更新されたことが知らされ、変更を反映するために更新が必要になります。
トースト通知は、ソースファイルが更新されたこと、変更を反映するために更新する必要があることを知らせます。

更新 」アイコンを使用することもできます。このアイコンは、更新が必要な保留中の変更がある要素を選択すると、アクティブになります。

リンクされたアセットが選択されていて、更新するオプションを使用して最新の変更を表示できます。
リンクされたアセットを選択したら、「更新」オプションを使用してアセットを更新し、最新の変更を表示します。

Creative Cloud からのリンクされたドキュメント

アップロード 」ボタン、「Creative Cloud」の順に選択して、アップロードする画像、PSD、または AI ファイルを参照および選択します。

ドキュメントをカンバスに配置すると、各ファイルに、リンクされたソースアプリを示すスタンプサムネイルが表示されます。

ソースアプリで 1 つ以上のリンクされたドキュメントが変更された場合は、カンバスの「更新」オプションを使用して、それらの変更を反映します。

これらのリンクされたドキュメントを参照およびリミックスとして使用して、さらに画像を作成できます。

背景の削除生成塗りつぶし生成拡張など、編集機能を使用するには、まずドキュメントのリンクを解除する必要があります。 リンクされたファイルを選択して、これらの機能を使用しようとすると、ソースアプリとのリンクを解除するように求められます。

リンクされたアセットが選択されていて、リンクを解除するオプションを使用してソースファイルとの接続を切断できます。
「リンク解除」オプションを使用して、リンクされたアセットをソースファイルから切断し、生成塗りつぶしなど、編集機能を有効にします

リンクを解除すると、そのアセットはカンバス上の通常のアセットになります。