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SVG ファイルを読み込む

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最終更新日 : 2023年5月24日

InDesign で SVG ファイルを読み込む方法について説明します。

InDesign および InCopy ドキュメントの SVG および SVGZ フォーマットのファイルを読み込むことが InDesign でできるようになりました。以前は、CC ライブラリの SVG は InDesign で PNG として読み込まれていました。

SVG（スケーラブルなベクターグラフィック）は、シェイプ、パス、テキスト、フィルター効果を使用して画像を描画するベクター形式です。最終的なファイルはサイズが小さく、Web 上でも、印刷する場合でも、さらにはリソースに制約のある携帯用端末でも高品質なグラフィックが得られます。

SVG ファイルの配置

オブジェクト／オブジェクト書き出しオプションを選択します。
「 EPUB と HTML 」タブを開きます。
ドキュメント内で SVG オブジェクトが選択されている場合、フォーマット値はSVG として表示されます。
埋め込みコードまたはオブジェクトタグとしてのSVG オプションを選択します。
- 埋め込みコード：InDesign から作成された HTML または ePub に、SVG のオリジナルの XML コードが追加されています。
- オブジェクトタグ：SVG は HTML のオブジェクトタグで参照され、SVG ファイルはリソースフォルダーに保存されます。

レイアウトのアピアランスを保持ドロップダウンリストから、次のいずれかのオプションを選択します。

初期設定：SVG 設定は、HTML または ePub 書き出しダイアログから選択されます。
グラフィックオブジェクトに既存のイメージを使用する：SVG は「SVG の用途」で指定したオプション設定に基づいて書き出されたダイアログで使用されます。
コンテナをラスタライズとコンテンツをラスタライズ：SVG は「 フォーマット」のドロップダウンリストで選択した形式に基づいてレイアウトのアピアランスを保持し、ラスタライズされます。

ファイル／書き出し／HTML を選択します。
「画像」タブを開きます。
「画像をコピー」の設定に従って、次の SVG オプションを設定します。
- オリジナル：「SVG の用途」オプションを有効化して埋め込みコードまたはオブジェクトタグとしてSVG オプションを選択できます。
- 最適化:
  - 「レイアウトのアピアランスを保持（グラフィックまたはメディアオブジェクト用）」が選択されていない場合：「SVG の用途」オプションが有効です。SVG オプションを埋め込みコードまたはオブジェクトタグとして選択することができます。
  - 「レイアウトのアピアランスを保持（グラフィックまたはメディアオブジェクト用）」オプションが選択されている場合：「SVG を使用」オプションが無効化されています。ドキュメントの SVG は「画像の変換 」ドロップダウンリストで指定した形式に基づいてラスタライズされます。

ファイル／書き出し／EPUB（リフロー可能）を選択します。
「オブジェクト」タブを開きます。
- 「レイアウトのアピアランスを保持（グラフィックまたはメディアオブジェクト用）」オプションが選択されている場合：「SVG の用途」オプションが無効化されています。ドキュメントの SVG は「画像の変換 」設定で指定した形式に基づいてラスタライズされます。
- 「グラフィックオブジェクト用に既存の画像を使用」オプションが選択されている場合；「SVG の用途」オプションが有効になっています。
- これらのオプションを選択していない場合：「SVG の用途」オプションが有効になります。