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クリエイティブなデザイン効果を得るために文字を拡大・縮小してゆがめる方法を学習して、InDesign でのテキスト編集を強化できます。
文字の拡大・縮小
元のサイズを基準にして、文字の縦と横の比率を設定することができます。比率が設定されていない文字の縦横比は 100 %です。フォントファミリーによっては、標準の文字スタイルより横幅の広い幅広フォントが含まれているものもあります。 拡大・縮小すると文字の形がゆがむので、フォントファミリーに幅の狭いフォントまたは幅の広いフォントがある場合は、そのフォントを使用することをお勧めします。
A. 拡大/縮小されない文字 B. Condensed などのスタイルを持つフォントで拡大/縮小されない文字 C. Condensed などのスタイルを持つフォントで拡大/縮小される文字
垂直比率または水平比率の調整
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拡大 / 縮小するテキストを選択します。
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文字パネルまたはコントロールパネルで、「垂直比率」 または「水平比率」 にパーセント値を入力します。
InDesign でのテキストフレームのサイズ変更によるテキストの拡大・縮小
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必要に応じて次の操作を行います。
選択ツールを使用して、Ctrl キー(Windows)または Command キー(Mac OS)を押しながらテキストフレームの角をドラッグし、サイズを変更します。
拡大・縮小ツール を使用して、フレームのサイズを変更します
(詳しくは、オブジェクトの拡大・縮小を参照してください)。
拡大・縮小されたテキスト値の外観の設定
フレームのサイズを変更すると、そのフレーム内のテキストも拡大・縮小されます。例えば、テキストフレームのサイズを 2 倍にする場合、テキストのサイズも 2 倍になり、20 ポイントのテキストは 40 ポイントのサイズになります。
拡大/縮小されたテキストフレームについては、David Blatner による Making a Magnifying Glass Text Frame in InDesign(英語)の記事を参照してください。
拡大・縮小されたテキストについて各パネルにどのように表示するかを、環境設定オプションで変更できます。
デフォルトの「内容に適用」が選択されている場合には、コントロールパネルおよび文字パネルの「フォントサイズ」ボックスにテキストの新しいサイズ(例:「40 pt」)が表示されます。「拡大 / 縮小率を調整」オプションを選択する場合には、「フォントサイズ」ボックスに元のサイズのテキストと拡大 / 縮小されたサイズのテキストが「20 pt(40)」のように表示されます。
変形パネルの拡大・縮小値は、フレームを拡大・縮小した垂直比率と水平比率を示します。デフォルトで「内容に適用」が選択されている場合には、テキストを拡大・縮小した後に表示される値は「100 %」と表示されます。「拡大 / 縮小率を調整」オプションを選択した場合には、フレームに対する拡縮率の値を反映するため、フレームを 2 倍に拡大すると「200 %」と表示されます。
フレームのサイズ変更をトラッキングすると、フレームやフレーム内のテキストを元のサイズに戻す場合に役立ちます。フレームのサイズをどれだけ変更したか確認する場合にも役立ちます。フレームおよびフレーム内のテキストのサイズ変更を追跡するには、次の操作を行います。
-
編集/環境設定/一般(Windows)または InDesign/環境設定/一般(Mac OS)を選択します。
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「拡大 / 縮小率を調整」を選択して、「OK」をクリックします。
次の点に注意してください。
「拡大 / 縮小率を調整」の環境設定は、既存のフレームにではなく、その環境設定がオンなった後に拡大 / 縮小するフレームに適用されます。
「拡大 / 縮小率を調整」環境設定はそのテキストと共に残ります。拡大・縮小されたポイントサイズは、「拡大 / 縮小率を調整」環境設定をオフにして、フレームをもう一度拡大 / 縮小する場合にも括弧で囲まれて表示されます。
変形パネルから拡大・縮小されたポイントサイズを削除するには、変形パネルメニューから「スケールを 100 %に再定義」を選択します。このオプションを選択しても、拡大・縮小されたフレームの外観は変更されません。
「拡大 / 縮小率を調整」環境設定を選択した場合、連結フレーム内でテキストを編集するか、フレームを拡大 / 縮小すると、テキストは別のフレームに移動しても拡大 / 縮小されます。ただし、「内容に適用」を選択すると、編集によって別のフレームに流し込まれたテキストは拡大・縮小されなくなります。
文字をゆがめる
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テキストを選択します。
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文字パネルで、「歪み」 に数値を入力します。マイナスの値を指定すると文字が右に傾き、プラスの値を指定すると左に傾きます。
ただし、文字を傾けても、実物の斜体文字や日本語斜体文字と同じものにはなりません。
その他の関連ヘルプ
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