--serial serialNum
- アドビエンタープライズ版とグループ版:管理ガイド
- デプロイメントの計画
- 基本概念
- デプロイメントガイド
- Creative Cloud 教育機関向けのデプロイ
- 組織の設定
- ID タイプ | 概要
- ID の設定 | 概要
- Enterprise ID を使用した組織の設定
- Azure AD フェデレーションと同期の設定
- Google Federation と Google Sync の設定
- Microsoft ADFS を使用した組織の設定
- 組織の教育委員会ポータルと LMS の設定
- 他の ID プロバイダーを使用した組織の設定
- SSO に関するよくある質問とトラブルシューティング
- 組織の設定の管理
- ユーザーの管理
- 製品および使用権限の管理
- 製品および製品プロファイルの管理
- 共有デバイスライセンスの管理
- 製品および製品プロファイルの管理
- Global Admin Console の使用を開始
- ストレージとアセットの管理
- ストレージ
- アセットの移行
- ユーザーのアセットの再利用
- 学生アセットの移行 | 教育機関のみ
- Managed Services
- Adobe Stock
- カスタムフォント
- Adobe Asset Link
- Adobe Acrobat Sign
- Creative Cloud エンタープライズ版 – 無料メンバーシップ
- アプリおよびアップデートのデプロイ
- 概要
- パッケージの作成
- パッケージのカスタマイズ
- パッケージのデプロイ
- アップデートの管理
- Adobe Update Server Setup Tool(AUSST)
- Adobe Remote Update Manager(RUM)
- トラブルシューティング
- グループ版アカウントの管理
- 更新
- 契約の管理
- レポートとログ
- ヘルプを表示
Adobe Provisioning Toolkit は、Apple Silicon および Windows ARM デスクトップデバイスには対応していません。
Creative Cloud Packager は開発を終了しており、今後アップデートは提供されません。また Creative Cloud Packager は、Creative Cloud 2019 以降のアプリケーションを含むパッケージの作成には使用できません。詳細情報。
Adobe Admin Console に用意されているパッケージ作成ワークフローを使用して、ユーザー指定ライセンス認証パッケージと共有デバイスライセンス認証パッケージを作成することをお勧めします。
Adobe Provisioning Toolkit Enterprise Edition は、Adobe Application Manager Enterprise Edition でデプロイしたアドビ製品のシリアルを追跡および管理するためのサポート対象プラットフォームのコマンドラインツールです。ツールキットは Creative Cloud Packager のインストールの一部としてダウンロードされます。
次の手順で Creative Cloud Packager をダウンロードします。
- Creative Cloud グループ版をご利用の場合、Admin Console から Adobe Creative Cloud Packager をダウンロードします。
- Creative Cloud エンタープライズ版をご利用の場合、アドビライセンス web サイト(LWS)または Admin Console から Adobe Creative Cloud Packager をダウンロードします。エンタープライズ版のライセンスキーも LWS から取得できます。
Adobe Provisioning Toolkit Enterprise Edition はプラットフォームによって実行ファイルが異なります。Windows® では adobe_prtk.exe、macOS では adobe_prtk です。
Windows では DOS コマンドプロンプトを、macOS ではターミナルを起動して、実行ファイルをダウンロードしたフォルダーに移動し、以下の章で説明されている構文でコマンドを呼び出します。
APTEE コマンドの実行構文
エンタープライズユーザー向けにパッケージをシリアライズ
エンタープライズでのデプロイ用のパッケージのシリアルライズには、次の共通手順が含まれます。
- エンタープライズの管理者が関連プロビジョニング情報を含む prov.xml ファイルを作成します。インターネットに接続してこのファイルを生成します。
- 管理者は生成された prov.xml ファイルを使用して、クライアントコンピューターにデプロイされたパッケージのシリアライズとライセンス認証を、ボリュームシリアライズコマンドを使用して行います。
prov.xml の生成
企業で導入する際に Creative Cloud Packager を使用しない製品の prov.xml ファイルを生成するには、次のコマンドを管理者として実行します。
adobe_prtk --tool=VolumeSerialize --generate --serial=<serialnum> [--leid=<LEID>] [--regsuppress=ss] [--eulasuppress] [--locales=xx_XX 形式のロケールのリストまたは ALL>] [--provfile=<prov.xml の絶対パス>]
生成された prov.xml ファイルは、既に体験版としてデプロイされているパッケージのシリアライズとライセンス認証に使用できます。
次の表はサポートされているコマンドの引数です。
|
シリアル番号 |
--leid LEID |
製品のライセンス識別子(詳しくは、製品の識別を参照してください)。 |
--regsuppress=ss |
(オプション)ユーザー登録を抑制 |
--eulasuppress |
(オプション)EULA プロンプトを抑制 |
--locales |
(オプション)xx_XX 形式のロケールのリストまたは ALL から指定 |
--provfile |
(オプション)prov.xml を作成するフォルダーのパス。このパラメーターを指定しない場合、prov.xml ファイルは APTEE が格納されているフォルダーに作成されます。 |
メモおよび推奨事項:
- このコマンドは製品がインストールされていなくても実行できます。
- このコマンドを実行するコンピューターはインターネットに接続されている必要があります。
- ボリュームで使用する prov.xml を生成するときにユーザー登録を抑制するために、パラメーター --regsuppress=ss を使用することをお勧めします。
パッケージのボリュームシリアライズ
管理者は次のコマンドを使用して、クライアントコンピューターにデプロイされたパッケージのシリアライズとライセンス認証を行うことができます。
adobe_prtk --tool=VolumeSerialize [--provfile=<prov.xml の絶対パス>] [--stream]
次の表はサポートされているコマンドの引数です。
--provfile |
(オプション)prov.xml の絶対パス。この引数を指定しない場合、prov.xml ファイルの保存場所は、APTEE が格納されているフォルダーになります。 |
--stream |
(オプション)このオプションは、企業がイメージングツールを使用してライセンスパッケージを様々なマシンにデプロイするときに使用します。 |
メモおよび推奨事項:
- このコマンドを使用するには最新バージョンの Adobe Application Manager が必要です。
- prov.xml ファイルが生成されてからコマンドを実行します。
ユーザーインターフェイスがない製品の体験版の使用を開始する
製品の中にはユーザーインターフェイスがないものもあります。これらの製品については、次のコマンドを使用して体験版の使用を開始します。
adobe_prtk --tool=StartTrial --leid=LEID
ここでは、LEID が製品のライセンス識別子になります(詳しくは、「製品の識別」を参照してください)。
パッケージのシリアライズを解除するコマンドは以下のとおりです。
adobe_prtk --tool=UnSerialize --leid=<LEID> [--deactivate] [--force]
次の表はサポートされているコマンドの引数です。
--leid LEID |
製品のライセンス識別子(詳しくは、製品の識別を参照してください)。 |
--locale locale |
(オプション)ロケールコード。コードとロケールの対応表については、ロケールコードをご覧ください。 |
--deactivate |
(オプション)システムの対応するライセンスを非アクティブにします |
--removeSWTag |
SWTag ファイルを削除します。 SWTag は ISO/IEC 標準(ISO/IEC 19770-2)に則って命名されたソフトウェアアプリケーション名のユニバーサル識別タグファイルを参照します。このファイルによって、ソフトウェアアセットの発見と管理を正確で一貫性がある、自動化された方法で行えます。 |
--force |
コンピューターの対応するライセンスを強制的に非アクティブにします |
メモおよび推奨事項:
- 有効なライセンスがシステムにある場合に限り、--deactivate 機能は SWTag ファイルを暗黙的に削除します。
- このコマンドを使用するには最新バージョンの Adobe Application Manager が必要です。
ログ記録
各コマンドの進捗および結果についての情報は、ツールによってライセンスログ oobelib.log に記録されます。
ログファイルの場所は以下のとおりです。
- (Windows OS)%temp%
- ~/Library/Logs(macOS)
エラーコード
以下は、シリアライズが失敗したときにレポートされる可能性があるエラーコードです。
1 | Arguments passed in command line are invalid(コマンドラインに渡された引数が不正です) |
8 | Unable to resolve AMT config path(AMT 構成パスを解決できません) |
9 | Upgrade serial not supported(シリアルのアップグレードはサポートされていません) |
14 | Unknown error(不明なエラー) |
19 | The provXML is missing(provXML が見つかりません) |
20 | Loading of permanent activation grace failed (due to malformed xml, corrupt or missing Enigma data, or some other error)(永久アクティブ化の付与の読み込みに失敗しました(破損している xml、文字化けまたは見つからない暗号データ、または他のエラーによります)) |
21 | Unable to update PCF/SLCache(PCF/SLCache を更新できません) |
22 | Unable to open a PCF/SLCache session(PCF/SLCache セッションを開けません) |
23 | The prov.xml file contains invalid empty tag values(prov.xml ファイルには不正な空のタグ値が含まれています) |
24 | Enigma data has serial number of a language different from the language of the installed product(暗号データのシリアル番号の言語がインストールされている製品の言語と一致しません) |
25 | If no product is installed on the target machine or enigma data of serial number could not be decoded(対象のコンピューターに製品がインストールされていないか、シリアル番号の暗号データはデコードされませんでした) |
26 | PCF file not found(PCF ファイルが見つかりません) |
27 | Unable to edit the prov.xml file(prov.xml ファイルを編集できません) |
28 | Invalid prov.xml file specified(無効な prov.xml ファイルが指定されています) |
29 | No matching license found(一致するライセンスが見つかりません) |
30 | Action not initiated by an admin user(管理者によって実行されていない操作です) |
31 | Invalid locale specified(無効なロケールが指定されました) |
32 | Invalid SLConfig path(無効な SLConfig パスです) |
33 | Failed to find LEID for serial(シリアルの LEID が見つかりませんでした) |
37 | Failed to unarchive this machine(このコンピューターを解凍できませんでした) |
38 | Failed to make activation call because machine is offline(コンピューターがオフラインのため、アクティブ化の呼び出しを実行できませんでした) |
シリアライズされた製品は、デプロイメントパッケージからインストールされているため、ライセンス識別子(LEID)で一意的に特定できます。LEID を使用して、変更またはクエリを実行したいシリアル番号を持つインストール済みの製品を特定します。LEID のリストはこちらで入手できます。
特定のロケールのシリアライズを削除するときに、シリアライズの解除機能で使用できるロケールコードの一覧を次の表に示します。
da_DK | デンマーク語 |
de_DE | ドイツ語 |
en_GB | 英語(各国共通) |
en_US | 英語(U.S.) |
es_LA | スペイン語(南アメリカ) |
es_MX | スペイン語(メキシコ) |
es_NA | スペイン語(北アメリカ) |
fi_FI | フィンランド語 |
fr_CA | フランス語(カナダ) |
fr_FR | フランス語(フランス) |
hr_HR | クロアチア語 |
hu_HU | ハンガリー語 |
it_IT | イタリア語 |
ja_JP | 日本語 |
ko_KR | 韓国語 |
nb_NO | ノルウェー語 |
nl_NL | オランダ語 |
pl_PL | ポーランド語 |
pt_BR | ポルトガル語(ブラジル) |
ro_RO | ルーマニア語 |
ru_RU | ロシア語 |
sk_SK | スロバキア語 |
sl_SI | スロベニア語 |
sv_SE | スウェーデン語 |
tr_TR | トルコ語 |
uk_UA | ウクライナ語 |
zh_CN | 中国語(簡体) |
zh_TW | 中国語(繁体) |