Acrobat Classic バージョンを、ユーザー指定ライセンスパッケージに含めることができるようになりました。これにより、セキュリティとプラットフォームの拡張機能を利用しながら、機能のアップデートを制限できる安定リリースの Acrobat バージョンがお客様に提供されます。詳しくは、「Document Cloud 製品トラック」を参照してください。
- アドビエンタープライズ版とグループ版:管理ガイド
- デプロイメントの計画
- 基本概念
- デプロイメントガイド
- Creative Cloud 教育機関向けのデプロイ
- 組織の設定
- ID タイプ | 概要
- ID の設定 | 概要
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- Microsoft ADFS を使用した組織の設定
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- 他の ID プロバイダーを使用した組織の設定
- SSO に関するよくある質問とトラブルシューティング
- 組織の設定の管理
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- 製品および製品プロファイルの管理
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- Creative Cloud エンタープライズ版 – 無料メンバーシップ
- アプリおよびアップデートのデプロイ
- 概要
- パッケージの作成
- パッケージのカスタマイズ
- パッケージのデプロイ
- アップデートの管理
- Adobe Update Server Setup Tool(AUSST)
- Adobe Remote Update Manager(RUM)
- トラブルシューティング
- グループ版アカウントの管理
- 更新
- 契約の管理
- レポートとログ
- ヘルプを表示
はじめに
ユーザー指定ライセンスは、Adobe Creative Cloud および Document Cloud 製品をデプロイして使用するためのデフォルトのライセンス方式で、最もよく使用されています。ネットワークに接続されたコンピューターを対象に、アプリを使用する個々のユーザーのニーズに基づいてアプリライセンスを管理できます。ユーザー指定ライセンスを使用すると、ソフトウェアとサービスのすべての機能をエンドユーザーに提供できます。ユーザーは、組織に付与された使用権限に基づいて、利用可能なすべてのアプリとサービスにアクセスできます。
アプリやアップデートをエンドユーザーにデプロイして提供する様々なオプションについて説明します。
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ユーザーが作成したパッケージの可用性
2023 年 12 月以降、アドビのエンタープライズ版とグループ版のサポートポリシーに準拠したパッケージのみが、Admin Console の「パッケージ」タブで利用可能になります。
これにより、「パッケージ」タブのパフォーマンスと読み込み時間が最適化されます。
パッケージの作成と管理、アップデートのデプロイ、およびインストールエラーのトラブルシューティング | YouTube ビデオ
02:06 アプリケーションのアップデートバージョンの管理について |
セルフサービスパッケージ
セルフサービスパッケージを提供されたエンドユーザーは、一般のアドビユーザーと同様に、Creative Cloud デスクトップアプリケーションを使用してアプリケーションとアップデートをインストールできます。これによって、IT 部門の負荷が軽減されます。エンドユーザーは必要なツールをすべて利用できるだけでなく、アップデートのリリース時に新しいリリースをすぐに利用できます。
エンドユーザーが管理者権限を持っていなくても、セルフサービスが有効であれば、次のいずれかの操作を行うことができます。
- セルフサービスパッケージの作成
- 管理者特権をオンにした状態でのマネージドパッケージの作成
- 管理者特権をオンにした状態での Adobe テンプレートに基づくパッケージの作成
ダウンロードしてインストールできる Adobe アプリケーションとアップデートの制御を完全にユーザーに任せる場合は、このパッケージを使用します。ユーザーにアプリケーションとアップデートを管理するための管理者資格情報がない場合、セルフサービスパッケージを作成できます。
Creative Cloud デスクトップアプリで、エンドユーザーは、最新バージョンとその 1 つ前のバージョンの 2 つのメジャーバージョンの Creative Cloud アプリのみをインストールできます。エンドユーザーがそれより前のバージョンを必要とする場合は、管理パッケージを作成してデプロイします。
-
Admin Console にログインし、パッケージ/パッケージに移動します。
-
「パッケージを作成」をクリックします。
-
「セルフサービスパッケージ」を選択し、「次へ」をクリックします。
-
パッケージ名を入力し、必要なオプションを選択します。
- プラットフォームの選択:オペレーティングシステムとプロセッサーサポートを以下から選択します。
- macOS(ユニバーサル)
- macOS(Intel)
- macOS(Apple Silicon)
- Windows(64-bit)
- Windows(32-bit)
- Windows (ARM)
注意:1 つのオペレーティングシステムとアーキテクチャータイプ用に作成されたパッケージは、別のオペレーティングシステムにデプロイすることはできません。
- Windows 64-bit、Windows 32-bit、Windows ARM のデバイス用に、別々のパッケージを作成する必要があります。
- macOS(Intel)と macOS(Apple Silicon)のデバイス用に、別々のパッケージを作成する必要があります。または、macOS(ユニバーサル)パッケージを作成し、macOS(Intel)と macOS(Apple Silicon)の両方のマシンでアプリのインストールに使用することもできます。
注意:macOS プラットフォームを選択した場合は、フラットパッケージを作成できます。このオプションはデフォルトで選択されています。詳しくは、「フラットパッケージの作成」を参照してください。
言語:パッケージの作成に使用する言語を選択します。
OS ロケールを使用:クライアントコンピューターの OS 言語でデプロイされるパッケージを作成できます。この場合、OS 言語が、パッケージがデプロイされるデフォルトのフォールバック言語となります。
(現在、Windows ARM デバイスでは使用できません)拡張機能用のフォルダーを作成し、Adobe Extension Manager コマンドラインツールを含める:パッケージフォルダー内にサブフォルダーを作成できるようになります。このサブフォルダーには、パッケージとインストールするエクステンションを含めることができます。詳しくは、パッケージの拡張機能の管理を参照してください。
内部アップデートサーバーにリダイレクト:このパッケージのすべてのアップデートを、内部アップデートサーバーにリダイレクトできます。内部サーバーについて詳しくは、Admin Console のパッケージ/「環境設定」タブ内のオーバーライド XML で指定されます。詳しくは、Admin Console でのアプリのパッケージ化に関する記事の環境設定の節を参照してください。
ベータ版アプリのインストールを有効にする:エンドユーザーが Creative Cloud デスクトップアプリからベータ版アプリをインストールおよびアップデートできるようになります。これにより、エンドユーザーが Creative Cloud デスクトップアプリにアクセスして、これらのアプリをインストールまたは更新できるようになります。 詳細情報。
- プラットフォームの選択:オペレーティングシステムとプロセッサーサポートを以下から選択します。
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(macOS プラットフォームのパッケージにのみ適用されます)
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「パッケージを作成」をクリックします。
パッケージページが表示されます。パッケージのリストで、ビルドの進行状況を確認できます。
ビルドの処理が終了すると、メッセージが表示されます。パッケージが正常にビルドされた場合、パッケージが Admin Console でダウンロード可能となる期間が表示されます。
詳細パネルで、パッケージが使用可能な残りの期間を確認するには、そのパッケージに対応する行をクリックします。
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別名で保存ダイアログボックスで、パッケージを保存するコンピューターの場所を選択します。
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パッケージをダウンロードして配布するには、必要なパッケージの「ダウンロード」をクリックします。
注意 |
作成したパッケージ内で、1 つ以上のアプリが無効化されている場合、ステータスは「無効化済み」と表示されます。また、このパッケージをダウンロードすることはできません。
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ダウンロードされるパッケージファイルは .zip ファイル形式です。 macOS 10.14 以前のバージョンでは、ダブルクリックしてパッケージファイルを展開すると、展開できないことを示すエラーが発生することがあります。 これは、macOS Archive Utility が、Zip64 モードを使用して圧縮された大きなファイルの展開をサポートしていないためです。
ファイルを展開するには、ファイルをダウンロードしたフォルダーでターミナルを開き、unzip コマンドを実行します。 unzip <ファイル名>.zip |
Packageinfo.txt
ダウンロードしたパッケージには、Packageinfo.txt ファイルが含まれます。このファイルには、そのパッケージに関する次のような情報が含まれています。
- パッケージ名
- パッケージの種類 - セルフサービスまたはマネージド
- プラットフォーム
- ロケール
- Creative Cloud デスクトップアプリのバージョン
- パッケージ設定
- Remote Update Manager - 有効または無効
- アプリパネル - 有効または無効
- ベータ版アプリのダウンロード - 有効または無効
- ブラウザーベースの認証 - 有効または無効
- ファイルパネル - 有効または無効
- マーケットパネル - 有効または無効
- OS ロケールを使用 - 有効または無効
PackageInfo.txt ファイルは、情報提供のみを目的としています。
マネージドパッケージを使用すると、デプロイするアプリおよびアップデートのタイミングを指定できます。アドビ製品の最新バージョンまたはアーカイブ版を含むパッケージを作成することができます。作成したパッケージは、組織内のユーザーのコンピューターにデプロイできます。インストール時にユーザーからの入力が不要な、サイレントおよびカスタムデプロイメントを実行することもできます。
マネージドパッケージを使用する場合は、以下の操作を行うことができます。
- 管理者特権をオンにした状態でのマネージドパッケージの作成
- アドビテンプレートを使用した設定済みパッケージの作成
- 次のいずれか 1 つ以上を含むカスタマイズされたパッケージを作成します
- アドビのアプリとサービス
- 設定オプション
- Marketplace のプラグイン
ユーザーがインストールできるアドビアプリケーションとアップデートを細かく制御するには、このパッケージを使用します。
Adobe Captivate や Adobe Presenter など、Creative Cloud や Document Cloud に含まれない製品を含むパッケージを作成するには、既存の Adobe テンプレートをカスタマイズします。次の手順は使用できません。
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Admin Console にログインし、パッケージ/パッケージに移動します。
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「パッケージを作成」をクリックします。
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「マネージドパッケージ」を選択し、「次へ」をクリックします。
-
設定画面で、必要なオプションを選択します。
- プラットフォームの選択:オペレーティングシステムとプロセッサーサポートを以下から選択します。
- macOS(ユニバーサル)
- macOS(Intel)
- macOS(Apple Silicon)
- Windows(64-bit)
- Windows(32-bit)
- Windows (ARM)
注意:1 つのオペレーティングシステムとアーキテクチャータイプ用に作成されたパッケージは、別のオペレーティングシステムにデプロイすることはできません。
- Windows 64-bit、Windows 32-bit、Windows ARM のデバイス用に、別々のパッケージを作成する必要があります。
- macOS(Intel)と macOS(Apple Silicon)のデバイス用に、別々のパッケージを作成する必要があります。または、macOS(ユニバーサル)パッケージを作成し、macOS(Intel)と macOS(Apple Silicon)の両方のマシンでアプリのインストールに使用することもできます。
- 言語:パッケージの作成に使用する言語を選択します。
- OS ロケールを使用:このオプションをオンにすると、クライアントコンピューターの OS 言語でデプロイできるようにパッケージを作成できます。OS 言語が、パッケージがデプロイされるデフォルトのフォールバック言語となります。
- プラットフォームの選択:オペレーティングシステムとプロセッサーサポートを以下から選択します。
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「次へ」をクリックします。
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アプリを選択する画面で、対応するアプリケーションの横にあるプラスアイコンをクリックしてパッケージに追加し、「次へ」をクリックします。
次のいずれかまたは両方を含む軽量パッケージ(アドビアプリなし)を作成する必要がある場合は、このステップで「次へ」をクリックします。
- 設定オプション
- Marketplace のプラグイン
注意:サポートされていないコンピューターに、特別な必要システム構成を持つアプリケーションをデプロイすると、インストーラーが失敗します。必要に応じて、インストールするアプリケーションの必要システム構成を参照してください。
必要に応じて、選択元の使用可能なアプリケーションのリストを絞り込むことができます。
最新バージョン:使用可能なすべてのアプリケーションの最新バージョンを表示します。
長期サポートバージョン:アドビの長期サポートバージョンを表示します。
- Creative Cloud:お使いの Creative Cloud プランでサポートされているバージョンを確認するには、Creative Cloud サポートポリシーを参照してください。
- Document Cloud:ユーザー指定ライセンスで Acrobat Classic バージョンがサポートされるようになりました。Document Cloud 製品トラックについて詳しくは、こちらを参照してください。
ベータ版アプリ:使用可能なベータ版アプリを表示します。詳細情報。
以前のバージョン:以前のバージョンのアプリのリストを表示します。セキュリティアップデートまたは機能アップデートを受信しないバージョンが表示されます。
必要に応じて、選択元の使用可能なアプリケーションのリストを絞り込むことができます。
最新バージョン:使用可能なすべてのアプリケーションの最新バージョンを表示します。
長期サポートバージョン:アドビの長期サポートバージョンを表示します。Creative Cloud プランでサポートされているバージョンを確認するには、Creative Cloud サポートポリシーを参照してください。
ベータ版アプリ:使用可能なベータ版アプリを表示します。詳細情報。
以前のバージョン:以前のバージョンのアプリのリストを表示します。セキュリティアップデートまたは機能アップデートを受信しないバージョンが表示されます。
アプリのアドオン : 特定のアドビアプリにはアドオンが付属しています。したがって、1 つ以上のアドオンを持つアプリを追加する場合、作成するパッケージにアドオンを含めることができます。デフォルトでは、アドオンはパッケージに含まれていません。
- 設定オプション
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注意:
パッケージにプラグインを含めた場合、必ずしもそのプラグインをサポートするアプリケーションを同じパッケージに含める必要はありません。ユーザーのコンピューターに以前にインストールされたアプリのプラグインとエクステンションを含めることができます。また、プラグインの対象となるアプリケーションがコンピューターにない場合、そのプラグインはコンピューターにインストールされません。
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オプション画面で、必要なオプションを選択し、「次へ」を選択します。
アプリを何も選択せず、1 つ以上のプラグインを選択した場合は、次のオプションがあります。
- 設定オプションをオフにした状態で、プラグインのみのパッケージを作成します。
- 設定オプションをオンにした状態で、プラグインおよび設定パッケージを作成します。
設定のみのパッケージを作成するには、アプリやプラグインを選択する必要はありません。この場合、設定オプションスイッチは使用できなくなり、「設定オプション」画面が表示されます。
Creative Cloud デスクトップオプション:
- セルフサービスでのインストールを有効にする:ユーザーが、Creative Cloud デスクトップアプリのアプリパネルからアプリケーションをインストールおよびアップデートできるように許可します。 詳細情報。
- 管理者権限のないユーザーにアプリの更新とインストールを許可:管理者権限のないエンドユーザーが、セルフサービスでアプリケーションとアップデートをインストールして管理できるようにします。 詳細情報
- エンドユーザーの自動更新を無効にする:エンドユーザーが Creative Cloud デスクトップアプリケーションを介してアプリケーションを自動的に更新できないように制限します。詳細情報。
- セルフサービスのプラグインインストールを有効化:エンドユーザーが Creative Cloud デスクトップアプリの「Marketplace」タブからプラグインをインストールおよび更新できるようにします。選択を解除した場合、ユーザーは Creative Cloud デスクトップアプリを使用してプラグインを参照またはインストールできません。このオプションを切り替えるたびに、ユーザーは終了して再起動する必要があります。または、ログアウトしてから Creative Cloud デスクトップアプリに再度ログインし、変更を反映することもできます。 詳細情報。
- ファイルの同期を無効化:クライアントシステムへの自動的なファイルの同期を抑制します。ファイルの同期を抑制する必要があるテスト環境で、パッケージをインストールするときに便利です。詳しくは、ファイルの同期を無効にするを参照してください。このオプションは、企業向けおよび教育機関向けの Creative Cloud サブスクリプションでのみ使用できます。官公庁のお客様はご利用いただけません。
- ブラウザーベースのログインを有効にする:デフォルトでは、ユーザーは Creative Cloud デスクトップアプリを使用してログインする必要があります。ユーザーがブラウザーを介してログインするためにリダイレクトするには、このオプションを選択します。 詳細情報。
- ベータ版アプリのインストールを有効にする:エンドユーザーが Creative Cloud デスクトップアプリからベータ版アプリをインストールおよびアップデートできるようになります。これにより、エンドユーザーが Creative Cloud デスクトップアプリにアクセスして、これらのアプリをインストールまたは更新できるようになります。詳細情報。
- カスタムインストールディレクトリにパッケージをインストール:このパッケージ内のアプリをカスタムインストールディレクトリにインストールできます。ディレクトリは、Admin Console のパッケージ/「環境設定」タブ内で定義されます。環境設定を行う方法について説明します。
「Creative Cloud アプリとサービス | カスタマイズ」にあるその他のカスタマイズオプションについても参照してください。
管理オプション:
- Remote Update Manager を有効化:Remote Update Manager を使用できるようにします。Adobe Remote Update Manager を使用すると、管理者権限を利用して、アップデートをクライアント上でリモートによって実行できます。 詳細情報。
- 内部アップデートサーバーにリダイレクト:このパッケージのすべてのアップデートを、内部アップデートサーバーにリダイレクトできます。内部サーバーの詳細は、Admin Console のパッケージ/「環境設定」タブ内のオーバーライド XML で指定されます。環境設定を行う方法について説明します。
- (現在、Windows ARM または macOS(Apple Silicon)デバイスでは使用できません)エクステンション用のフォルダーの作成および UPIA コマンドラインツールの格納:このオプションは、パッケージにプラグインがある場合に有効になります。パッケージフォルダー内にサブフォルダーを作成し、パッケージと共にインストールするエクステンションを追加します。詳しくは、パッケージのエクステンションの管理を参照してください。
- カスタムインストールディレクトリにパッケージをインストール:このパッケージ内のアプリをカスタムインストールディレクトリにインストールできます。ディレクトリは、Admin Console のパッケージ/「環境設定」タブ内で定義されます。環境設定を行う方法について説明します。
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確定画面で、以下を指定します。
パッケージ名:パッケージの名前を入力します。
フラットパッケージを作成:macOS プラットフォームを選択した場合は、フラットパッケージを作成するオプションを利用できます。このオプションはデフォルトで選択されています。詳しくは、「フラットパッケージの作成」を参照してください。
パッケージをビルドする前に、パッケージに格納するアプリケーションと設定をレビューすることができます。
「パッケージを作成」をクリックします。
パッケージ作成プロセスが開始されると、パッケージリストに戻ります。
パッケージが正常にビルドされると、パッケージをダウンロードするように求められます。
また、対応するパッケージ行のアクション列に、
ダウンロードリンクが表示されます。これを使用して、後でパッケージをダウンロードできます。
パッケージは Admin Console で 3 日間だけ利用可能です。パッケージをダウンロードできる残り時間を確認するには、そのパッケージ名の右側にある をクリックします。
注意 |
作成したパッケージに、修正が必要なバグまたは問題のためにロールバックされた 1 つ以上のアプリが含まれている場合、このパッケージは「無効化済み」と表示されます。このパッケージはダウンロードできなくなります。 また、無効化されたアプリを含むパッケージを以前にダウンロードしたことがある場合は、それをデプロイしないでください。無効化されていないバージョンのアプリで新しいパッケージを作成してデプロイする必要があります。
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ダウンロードされるパッケージファイルは .zip ファイル形式です。 macOS 10.14 以前のバージョンでは、ダブルクリックしてパッケージファイルを展開すると、展開できないことを示すエラーが発生することがあります。 これは、macOS Archive Utility が、Zip64 モードを使用して圧縮された大きなファイルの展開をサポートしていないためです。
ファイルを展開するには、ファイルをダウンロードしたフォルダーでターミナルを開き、unzip コマンドを実行します。 unzip <ファイル名>.zip |
Packageinfo.txt
ダウンロードしたパッケージには、Packageinfo.txt ファイルが含まれます。このファイルには、そのパッケージに関する次のような情報が含まれています。
- パッケージ名
- パッケージの種類 - セルフサービスまたはマネージド
- プラットフォーム
- ロケール
- Creative Cloud デスクトップアプリのバージョン
- パッケージ設定
- Remote Update Manager - 有効または無効
- アプリパネル - 有効または無効
- ベータ版アプリのダウンロード - 有効または無効
- ブラウザーベースの認証 - 有効または無効
- ファイルパネル - 有効または無効
- マーケットパネル - 有効または無効
- OS ロケールを使用 - 有効または無効
PackageInfo.txt ファイルは、情報提供のみを目的としています。
Acrobat 専用パッケージ
Admin Console で Document Cloud のみの使用権限が組織にある場合、Acrobat 専用パッケージを作成することができます。
-
Admin Console にログインし、パッケージ/パッケージに移動します。
-
「パッケージを作成」をクリックします。
-
パッケージ名を入力し、必要なオプションを選択します。
プラットフォームを選択:
オペレーティングシステムとプロセッサーを選択します。
言語:
パッケージの作成に使用する言語を選択します。
Remote Update Manager を有効化:
管理者権限を利用して、リモートからクライアントコンピューター上でアップデーターを実行できます。詳しくは、Remote Update Manager を参照してください。
-
「パッケージを作成」をクリックします。
パッケージページが表示されます。パッケージのリストで、ビルドの進行状況を確認できます。
ビルドの処理が完了すると、メッセージが表示されます。パッケージが正常にビルドされた場合、パッケージが Admin Console でダウンロード可能となる期間が表示されます。
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別名で保存ダイアログボックスで、パッケージを保存するコンピューターの場所を選択します。
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後でパッケージをダウンロードして配布するには、パッケージのリストでパッケージ名をクリックし、右のウィンドウの「ダウンロード」をクリックします。
macOS パッケージを作成している場合、Adobe Package Downloader が、コンピューターにダウンロードされます。パッケージを開いて実行し、ダウンロードを完了します。詳しくは、こちらを参照してください。
このドキュメントに記載された手順に従って、Acrobat 専用パッケージや、Acrobat が含まれたパッケージを作成した後、Customization Wizard を使用して、さらにパッケージをカスタマイズできます。
ウィザードにより、組織全体にデプロイメントする前に、インストーラーに Acrobat の機能やアプリの設定とカスタマイズを行う作業が効率化されます。
製品とライセンスのアンインストール
パッケージを作成してクライアントコンピューターにデプロイする際、以前にインストールした製品とライセンスを削除する必要があります。例えば、組織が共有デバイスライセンスからユーザー指定ライセンスに移行する場合は、コンピューター上にある以前にインストールされたすべての製品とライセンスをアンインストールしてください。また、クライアントコンピューターに複数のバージョンのアプリがインストールされている場合がよくあります。あるいは、競合するライセンスを使用している場合もあります。このような場合、クライアントコンピューターは不要なライセンスを消費する可能性があります。また、これらのライセンスはデプロイメントプールに返されません。
これらの場合は、次のいずれかの手順を使用して、クライアントコンピューター上の製品やライセンスをアンインストールすることをお勧めします。
- インストール済みパッケージを使用する(推奨):パッケージファイル(Admin Console からダウンロード)が使用できる場合は、この方法を使用します。詳しくは、「インストール済みパッケージの使用方法」を参照してください。
- アンインストールパッケージを作成する:この方法は、パッケージファイル(Admin Console からダウンロードした)が使用できない場合に使用します。詳しくは、「アンインストールパッケージの作成方法」を参照してください。
- 一括アンインストール:次のサードパーティツールを使用して、クライアントコンピューター上でパッケージを(リモート処理により)一括でアンインストールします。