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Premiere Pro v22.3 に新しい読み込みおよび書き出しワークフローと、統合されたヘッダーバーを導入します。
新しい読み込み、書き出し、ヘッダーバーの各機能は、Premiere Pro の主要なワークフローを合理化し、それらの間を簡単に移動できるように設計されています。
新しい読み込みワークフロー
新しい読み込みワークフローにより、新規プロジェクトの作成や既存プロジェクトにメディアを追加するプロセスが合理化されます。これは、より視覚的なメディアファーストのワークフローであり、アセットを見つけやすく、タイムラインに素早くアクセスできるように設計されています。
新しい読み込みワークフローによって、ビデオプロジェクトのメディアを選択するプロセスが、より視覚的、直感的、かつ効率的になります。新規ユーザーにとっては、Premiere Pro のインストールおよび導入がより簡単に実行できるようになります。経験豊富なユーザーにとっては、新しい読み込みモードは、メディアに対する新しい考え方、つまりビジュアルメディアのためのビジュアルアプローチを提供します。
最初にプロジェクトに名前を付けてから、プロジェクトの場所を選択します。含めるアセットを選択し、「作成」をクリックします。Premiere Pro は、メディアをシーケンスとして読み込み、編集できる状態にします。
メディアをシーケンスとして取り込む(デフォルト)か、「シーケンスを作成」をオフにしてメディアをプロジェクトパネルに追加するだけにするか、ニーズに合わせて最適な読み込みワークフローを選択できます。
より具体的な読み込み要件がある場合は、プロジェクト名を指定し、場所を選択して、「作成」をクリックします。これにより、空のプロジェクトが作成され、メディアを追加する際に優先するワークフローを使用できるようになります。
新しい読み込みモードでは、様々なソースからメディアを収集し、定期的に使用する場所をお気に入りに登録することで、アクセスを高速化できます。
カメラカードの参照は簡単で、カメラのフォルダー構造は単なるメディアとして表示されます。 カメラカードや外部ドライブからメディアを読み込む場合、プロジェクトを編集しながら、選択したアセットをバックグラウンドでコピーできます。
読み込む前に、アセット用のビンを作成できます。 選択したアセットはウィンドウの下部にあるトレイに集められ、ストーリーがどのように構成されているかを垣間見ることができます。
Premiere Pro の既存のすべての機能は引き続き使用できます。ただし、新しい読み込みモードでは、すべての業種の読み込みワークフローがサポートされているわけではありません。 今後のリリースでは、新しい読み込みモードへの機能を追加する予定です。
詳しくは、ワークフローオプションの読み込みを参照してください。
サムネールをダブルクリックしてフルサイズでプレビューする機能は、現在はサポートされていません。この機能は、すぐに追加される予定です。
この機能は現在サポートされていません。 プロジェクトパネルまたはソースモニターに読み込んだ後で、インポイントとアウトポイントを追加できます。読み込む前にインポイントとアウトポイントを設定する機能は、まもなく追加する予定の機能リストに含まれています。
サムネールビューでは、タイムコードが切り捨てられるため、すばやく簡単にサムネールをスキャンできます。完全なタイムコードを表示するには、クリップのサムネールにカーソルを合わせるか、読み込みウィンドウの右上隅にある「リストビュー」アイコンをクリックします。
はい。リストビューでは、名前、メディアの種類、作成日でメディアを並べ替えることができます。他の並べ替えオプションは、今後のアップデートで追加されます。
お気に入りのドライブまたはフォルダーに移動し、ファイルパスの最後にあるスターアイコンをクリックします。読み込みウィンドウの左上隅にファイルパスが表示されます。
プロジェクトを開いているときに、メディアブラウザー内でドライブやフォルダーをお気に入りに登録(またはお気に入りを解除)することもできます。
はい。読み込みモードでは、MD5 チェックサム検証を使用するためのオプションを含めて、メディアをコピーできます。
「シーケンスを作成」を使用すると、選択内容をシーケンスに変換できます。「シーケンスを作成」をオンにすると、新規プロジェクトを作成する際に、タイムラインにメディアが事前入力された状態で Premiere Pro が開きます。
現在、読み込みモードでは、最初に選択したクリップに基づいてシーケンス設定が適用されます。シーケンス設定は、読み込み後に「編集」モードで変更できます。
フレームが正しく表示されない場合は、シーケンス設定が原因である可能性があります。フレームサイズ、フレームレート、カラースペースなどのシーケンス設定を変更するには、タイムラインパネルを選択し、シーケンス/シーケンス設定を選択します。
はい。右側のパネルで、メディアをビンに読み込み、そのビンの名前を付けるオプションをオンに切り替えることができます。
新しいヘッダーバー
新しいヘッダーバーにより、Premiere Pro 内で一元化されたナビゲーションを実現し、ビデオ編集プロセスのコアフェーズである読み込み、編集、書き出しを接続し、クイック書き出し、システム互換性レポート、ワークスペースの編集などの頻繁に使用される機能に直接アクセスできます。
新しいヘッダーバーを使用すると、Premiere Pro 内ですっきりした合理的なナビゲーションが行えます。ヘッダーバーの左側にある、「読み込み」、「編集」、「書き出し」タブでビデオ作成処理のメインエリアにアクセスできます。現在のプロジェクト名は、ヘッダーバーの中央に表示されます。編集モードでは、カスタマイズ可能なドロップダウンメニューからワークスペースを利用できます。またクイック書き出しには プリセットマネージャー が追加されました。
編集モードでは、ヘッダーバー右側のドロップダウンメニューから、編集用ワークスペース(編集、オーディオ、カラーなど)にアクセスできます。
ワークスペースメニューをカスタマイズし、現在のワークスペース名をヘッダーバーに表示したり、すべてのワークスペースを表示して、それぞれをクリックして開けるようにしたりできます。
また、ウィンドウメニューからワークスペースにアクセスしたり、独自のキーボードショートカットを使用したりすることもできます。
クイック書き出しにプリセットマネージャーが追加されたため、定期的に使用する出力形式をカスタマイズしてお気に入りに登録し、編集しながらすばやく書き出せるようになりました。
新しい書き出しワークフロー
新しい書き出しワークフローでは、コンテンツの出力先に焦点を当てることで、完成したビデオを配信する処理を合理化しています。 人気のソーシャルプラットフォーム(YouTube、Facebook、Twitter など)用に最適化されたレンダリング設定が表示され、簡単に詳細設定にアクセスできます。
新しい書き出しモードは、完成したビデオに対するターゲットの宛先から開始することで書き出しのプロセスを合理化し、ビデオをオンラインプラットフォームに直接投稿する機能も備えています。書き出し先に切り替えます。各書き出し先を選択して、推奨される書き出しプリセットを確認します。準備ができたら、「書き出し」をクリックします。その他の書き出しプリセットオプションを検索したり、独自のプリセットをカスタマイズして保存するには、プリセットマネージャーを使用します。
公開先となる宛先を選択すると、各ソーシャルプラットフォームの右側にある「公開」タブにログインオプションが表示されます。そこにチャンネルまたはアカウント情報を入力します。そのプラットフォームに書き出しする際に、Premiere Pro に完成したビデオをアップロードするように選択できます。「プライベート」を選択して、ビデオを確認してからチャンネルに公開してください。
新しいワークフローでも、Premiere Pro のすべての書き出しプリセットは引き続き使用できます。プリセットドロップダウンメニューを開き、プリセットマネージャーを選択して、書き出しプリセットの完全なリストを表示します。
プリセットマネージャーでは、お気に入りを設定して、ドロップダウンメニュー(およびクイック書き出し)に表示するプリセットを指定できます。
自動的にアップロードすることで、時間を節約し、ワークフローの手順の数を減らすことができます。書き出しファイルは、アップロード後に削除できます。ローカルドライブのスペースを節約できます。
各宛先のプリセットドロップダウンメニューから、プリセットマネージャーを開きます。
プリセットマネージャーを開いてカスタムプリセットを保存します。 また、既存のプリセットを検索し、それらを修正して、カスタムプリセットとして保存することもできます。
星をクリックしてプリセットをお気に入りに登録し、書き出しモードおよびクイック書き出しのドロップダウンメニューに追加します。
はい。プリセットマネージャー を開き、プリセットマネージャーウィンドウの下部にある目的のオプションを選択します。
ご質問またはアイデアがある場合は、
新しい読み込み、書き出し、ヘッダーバー機能について質問がある場合は、Premiere Pro コミュニティで確認してください。お客様からのご連絡をお待ちしています。