3D シーンを作成し、タイムラインでレイヤーを選択し、レイヤー/プリコンポーズを選択してプリコンポーズします。
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3D シーンから深度データを抽出し、深度マップを使用して、よりリアルな 3D 合成を作成します。
クラシック 3D レンダラーや Cinema 4D レンダラーを使用するのと同じ方法で、Advanced 3D シーンから深度データを取得できるようになりました。深度データに基づく深度マップを使用すると、3D レンダリング用に実際のカメラ設定をシミュレートすることで、よりリアルな合成を作成したり、深度に基づいて 3D シーンの一部にエフェクトを適用したりできます。
After Effects でこの深度データを使用するには、次の 2 つの方法があります。
- 3D チャンネル抽出エフェクトを使用して深度マップを作成
- 深度データを直接参照できる 3D チャンネルエフェクトの 1 つを適用
3D チャンネル抽出は、シーンのカメラに近い部分がより明るく、遠ざかる要素がより暗いグレースケール深度マップを生成します。このマップは、後処理ブラーやカラー補正エフェクトなどの他のエフェクトの入力として使用できます。ブラックポイントとホワイトポイントを調整してマップの範囲を変更できます。また、これらの値は、他の深度を考慮したエフェクトの値を設定する際の参照としても役立ちます。
3D チャンネル抽出エフェクトを適用して、抽出された深度データから深度マップを作成する前と後。
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プリコンポジションに名前を付けます。
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プリコンポジションを選択し、エフェクト/3D チャンネル/3D チャンネル抽出を選択します。
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このエフェクトを適用すると、コンポジションパネルで、カメラからサーフェス上の各ポイントの距離を表す深度データが取得されます。黒はカメラから遠く離れていることを表し、白はカメラに最も近いことを表します。
エフェクトコントロールパネルの 3D チャンネル抽出エフェクトの下で、「ブラックポイント」オプションと「ホワイトポイント」オプションを使用して値と範囲を調整します。
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次に、この深度マップを使用してエフェクトを追加し、スタイライズされたアニメーションのバリエーションを作成します。
3D チャンネル抽出エフェクトを使用して作成された深度マップにコロラマエフェクトを適用する例。