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レイヤーを選択する
選択しているレイヤーでプロパティも選択している場合は、タイムラインパネルでそれらのレイヤーがハイライトで表示されます。選択しているレイヤーでプロパティを選択していない場合は、単色でハイライト表示されます。
- レイヤーを選択するには、コンポジションパネルでレイヤーを選択するか、タイムラインパネルでレイヤーの名前またはデュレーションバーを選択する、またはフローチャートパネルでレイヤーの名前を選択します。
- コンポジションパネルで他のレイヤーと重なっているレイヤーを選択するには、コンポジションパネルでそのレイヤーを右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(macOS)して、選択/[レイヤー名] を選択します。
- レイヤーパネル内で開いているレイヤーを選択するには、ウィンドウメニューまたはレイヤーパネルのビューアメニューからレイヤー名を選択します。
- 位置番号でレイヤーを選択するには、テンキーパッドでそのレイヤーの番号を押します。レイヤーの位置番号が 2 桁以上の場合は、複数の数字が 1 つの番号として認識されるように、すばやくキーを押します。
- 重なり順で、次のレイヤーを選択するには、Ctrl + 下向き矢印キー(Windows)または Command + 下向き矢印キー(macOS)を押します。重なり順で、前のレイヤーを選択するには、Ctrl + 上向き矢印キー(Windows)または Command + 上向き矢印キー(macOS)を押します。
- 重なり順で、隣り合う次のレイヤーを連続して選択するには、Ctrl + Shift + 下向き矢印キー(Windows)または Command + Shift + 下向き矢印キー(macOS)を押します。重なり順で、隣り合う前のレイヤーを連続して選択するには、Ctrl + Shift + 上向き矢印キー(Windows)または Command + Shift + 上向き矢印キー(macOS)を押します。
- すべてのレイヤーを選択するには、タイムラインパネルまたはコンポジションパネルをアクティブにして、編集/すべてを選択を選択します。すべてのレイヤーの選択を解除するには、編集/すべてを選択解除を選択します。コンポジションの「シャイレイヤーを隠す」を選択している場合、タイムラインパネルがアクティブ状態のときに「すべてを選択」を使用しても、シャイレイヤーは選択されません。詳しくは、タイムラインパネルでのレイヤーの表示と非表示を参照してください。
- 現在選択しているレイヤーの選択を解除して、少なくとも 1 つのレイヤーが選択されている状態で、その他のすべてのレイヤーを選択するには、コンポジションパネルまたはタイムラインパネルのコンテキストメニューから「選択アイテムを反転」を選択します。
- 同じカラーラベルを使用しているレイヤーをすべて選択するには、タイムラインパネルでカラーラベルを選択して「ラベルグループを選択」を選択するか、そのカラーラベルのレイヤーを選択して、編集/ラベル/ラベルグループを選択を選択します。
- 親レイヤーに割り当てられた子レイヤーをすべて選択するには、親レイヤーを選択し、コンポジションパネルまたはタイムラインパネルのコンテキストメニューから「子を選択」を選択します。これで、現在の選択に子レイヤーが追加されます。
- コンポジションパネルで複数のレイヤーを選択できます。選択ツールを使用して選択するレイヤーの周囲でドラッグし、選択範囲ボックス(範囲選択)を作成してレイヤーを選択します。Shift キーを押しながらクリックまたはドラッグすると、レイヤーを追加選択または選択解除できます。
選択しているレイヤーの重なり順を変更
タイムラインパネルでは、レイヤーの重なり順にレイヤーが縦に表示されます。この順番は、レンダリングの順序に直接関係します。このレイヤーの重なり順を変更することで、他のレイヤーとの合成順を変更できます。
3D レイヤーの場合は深度プロパティが関係するため、タイムラインパネル内での重なり順が、必ずしもコンポジション内での空間的な位置を示すとは限りません。
- レイヤーの重なり順を変更するには、タイムラインパネルでレイヤー名を目的のレイヤーの重なり順位にドラッグします。
- 選択したレイヤーの重なり順位を 1 つ上げるには、Ctrl + Alt + 上向き矢印キー(Windows)または Command + Option + 上向き矢印キー(macOS)を押します。選択したレイヤーの重なり順位を 1 つ下げるには、Ctrl + Alt + 下向き矢印キー(Windows)または Command + Option + 下向き矢印キー(macOS)を押します。
- 選択したレイヤーの重なり順位を一番上に上げるには、Ctrl + Alt + Shift + 上向き矢印キー(Windows)または Command + Option + Shift + 上向き矢印キー(macOS)を押します。選択したレイヤーの重なり順位を一番下に下げるには、Ctrl + Alt + Shift + 下向き矢印キー(Windows)または Command + Option + Shift + 下向き矢印キー(macOS)を押します。
- レイヤーを前面に出したり、背面に送ったりするには、レイヤーを選択し、レイヤー/重ね順を選択してから「レイヤーを 1 つ前に移動」、「レイヤーを 1 つ後ろに移動」、「レイヤーを前面に移動」、または「レイヤーを背面に移動」を選択します。
レイヤーをコピー(またはカット)&ペーストすると、レイヤーはコピー(またはカット)&ペースト操作の前に選択されたのと同じ順序でタイムラインパネルの上から下に向かって表示されるようペーストされます。レイヤーを Ctrl キーを押しながらクリック(Windows)または Command キーを押しながらクリック(macOS)すると、任意の順序でレイヤーを選択し、選択したレイヤーをカットして、すぐにペーストすることで、レイヤーを選択された順序に並べ替えることができます。
座標系:コンポジション空間とレイヤー空間
各レイヤーの座標系をレイヤー空間と言います。各コンポジションの座標系をコンポジション空間と言います。エフェクトコントロールポイントやアンカーポイントなど、レイヤー内に存在するアイテムのプロパティ値はレイヤー空間に存在し、そのレイヤーのレイヤー空間の原点を基準とします。ただし、レイヤーの位置プロパティは、コンポジション内でのレイヤーの位置を示すので、そのコンポジションのコンポジション空間を使用します。
レイヤーパネルでレイヤーフレーム上にポインターを移動すると、情報パネルにレイヤー空間でのポインターの位置がピクセル座標で示されます。X 座標は水平軸、Y 座標は垂直軸を表します。これらの値の単位はピクセルです。X、Y 座標は、それぞれレイヤーの左上隅を原点(0,0)とします。
定規のゼロポイントは変更できますが、レイヤー空間の原点は変更できません。ゼロポイントと原点が異なる場合は、X、Y 座標の下の情報パネルに定規のゼロポイントに基づくX' 、Y' 座標が表示されます。
コンポジションパネルでコンポジションフレーム上にポインターを移動すると、情報パネルにコンポジション空間の座標が表示されます。レイヤーをドラッグすると、情報パネルの下の部分にレイヤーのアンカーポイントの座標が表示されます。
空間上でレイヤーを移動する
空間上でレイヤーを移動する場合は、レイヤーの位置プロパティを変更します。
位置プロパティのコンポーネントを X 位置、Y 位置、Z 位置(3D レイヤーの場合)に分割し、それぞれを個別に変更またはアニメートできます詳しくは、位置の次元を分割してコンポーネントを個別にアニメートを参照してください。
- アンカーポイントが現在のビューの中心にくるよう、選択したレイヤーを動かすには、レイヤー/トランスフォーム/中央に配置を選択するか、Ctrl + Home キー(Windows)または Command + Home キー(macOS)を押します。
- アンカーポイントがコンポジションの中心にくるようにレイヤーを動かすには、位置プロパティを右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(macOS)し、「値を編集」を選択し、単位メニューで「%(コンポジション比率)」を選択し、位置プロパティの各要素に 50 と入力します。
動きのないイメージがぼかされないようにするには、レイヤーの位置の値が小数値になっていないことを確認してください。これにより、画質が最高に設定されているレイヤーをサブピクセルに配置したときに使用される、再サンプリングが行われないようになります。
コンポジションパネルでドラッグしてレイヤーを移動
ドラッグしたときにレイヤーのエッジをグリッドまたはガイドにスナップさせるには、ビュー/グリッドへスナップまたはビュー/ガイドへスナップを選択します。
タイムラインパネルでレイヤーを選択し、選択ツール を使用して選択したレイヤーをドラッグします。コンポジションパネルでレイヤーをドラッグして移動すると、同時にその位置の変化が情報パネルに表示されます。
位置プロパティを直接変更してレイヤーを移動する
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1 つまたは複数のレイヤーを選択します。
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タイムラインパネルに位置プロパティを表示するには、P キーを押します。
-
タイムラインパネルで位置プロパティを変更します。
矢印キーでレイヤーを移動する
-
1 つまたは複数のレイヤーを選択します。
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選択したレイヤーを 1 ピクセルずつ左、右、上、下に移動するには、矢印キーを押します。10 ピクセルずつ移動するには、Shift キーを押しながら矢印キーを押します。
注意:矢印キーは、レイヤーを現在の拡大率で 1 ピクセル移動します。矢印キーでレイヤーをより正確に移動するには、コンポジションパネルをズームインします。詳しくは、プレビュー用に画像をズームを参照してください。
位置の次元を分割してコンポーネントを個別にアニメート
初期設定では、各位置プロパティには 2 つまたは 3 つのコンポーネントがあり、それぞれが 1 つの次元(軸)の値を示します。位置プロパティのコンポーネントは、個別のプロパティ値 X 位置、Y 位置、Z 位置(3D レイヤーの場合)に分割できます。次元を分割すると、x 軸、y 軸、z 軸に対するレイヤーの位置を個別に変更またはアニメートできます。
選択した位置プロパティを X 位置、Y 位置、Z 位置(3D レイヤーの場合)に分割するには、次のいずれかの操作を行います。
- アニメーション/次元に分割を選択します。
- 位置プロパティを右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(macOS)し、コンテキストメニューから「次元に分割」を選択します。
個別の位置プロパティを再び複数のコンポーネントを持つ 1 つの位置プロパティにするには、次元の分割と同じコマンドを使用します。
個別の位置プロパティを再び 1 つの位置プロパティにすると、個々のコンポーネントを表す複数のベジェ曲線が各キーフレームで 1 つのベジェ曲線にコラップスされるので、モーションパスと速度に関する一部の情報が失われます。次元を分割すると、速度に関する一部の情報が失われますが、モーションパスは変わりません。各プロパティを次元に分割するかどうかをプロジェクト全体で決め、何度も切り替えないようにする必要があります。
次元を分割するかどうかは、作業の内容に応じて決めます。位置に 1 つのプロパティを使用した場合、より簡単に動きを滑らかにできるという利点があります。また、位置に 1 つのプロパティを使用すると、ロービングキーフレームを使用して、速度を一定にすることもできます。位置を次元に分割すると、自動的に行われるこのスムージング処理を利用できませんが、空間内のアニメーションをより詳細に制御できます。次元を分割すると、特にレイヤーに対するシミュレートされた力が直交(直角)になる場合など、シミュレーションが容易になる場合もあります。
例えば、水平方向に飛んで垂直方向に跳ね返るボールをアニメートする作業は、次元を分割した方が簡単です。X 位置プロパティは、開始位置と終了位置の 2 つのキーフレームでアニメートできます。水平方向のアニメーションは投げる速度を表します。Y 位置プロパティは、引力と床からの垂直方向の跳ね返りによる加速をシミュレートする 1 つのエクスプレッションでアニメートできます。似た例として、横風が変化する中、川を下るボートがあります。
2D 空間でのレイヤーの整列または均等配置
整列パネルを使用すると、選択したレイヤーを垂直または水平に整列したり、均等配置したりできます。
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整列または均等配置するレイヤーを選択します。
-
レイヤーを整列メニューの「選択範囲」または「コンポジション」を選択します。
選択範囲
選択したレイヤーの境界に従って、 レイヤーが整列します。
コンポジション
コンポジションフレームの境界に従って、 選択したレイヤーが整列します。
-
整列パネルで、目的の整列または均等配置ボタンを選択します。
配置するには、3 つ以上のレイヤーを選択する必要があります。レイヤーを整列メニューの「選択範囲」を選択した場合は、整列するレイヤーを 2 つ以上選択する必要があります。レイヤーを整列メニューの「コンポジション」を選択した場合は、整列するレイヤーを 1 つ以上選択する必要があります。
レイヤーを整列メニューの「選択範囲」を選択した場合、それぞれの整列オプションの内容に一番近いレイヤーに合わせて、選択したレイヤーが整列します。例えば、右端に寄せて整列する場合、選択したレイヤーのうち最も右端にあるレイヤーに合わせて、他のレイヤーが整列します。
均等配置オプションは、選択したレイヤーのうち、最も遠い距離にある 2 つのレイヤー間で他のレイヤーを均等に配置します。例えば、垂直方向に均等配置するボタンをクリックすると、選択したレイヤーの一番上と一番下のレイヤー間にあるすべてのレイヤーが等間隔で配置されます。
サイズの異なるレイヤーで均等配置オプションを使用すると、レイヤー間の間隔が均等にならない場合があります。例えば、各レイヤーの中心を基準としてレイヤーを均等配置すると、レイヤーの中心から中心の間は等間隔になりますが、各レイヤーのサイズが異なるため、レイヤー間の間隔は均等になりません。
整列オプションまたは均等配置オプションを使用しても、ロックされたレイヤーは移動できません。
整列パネルを操作しても、テキストレイヤー内の文字の配置は変わりません。
アンカーポイントが現在のビューの中心にくるように、選択したレイヤーを動かすには、レイヤー/トランスフォーム/中央に配置を選択するか、Ctrl + Home キー(Windows)または Command + Home キー(macOS)を押します。
レイヤーのトリム、延長またはスリップ編集
レイヤーのデュレーション開始点はそのインポイントで、終了点はアウトポイントです。デュレーションとは、インポイントからアウトポイントまでの時間の長さで、インポイントからアウトポイントに延びるバーはレイヤーデュレーションバーです。
レイヤーをトリムするとは、レイヤーのインポイントまたはアウトポイントを変更して、異なるデュレーションにすることです。動画のソースフッテージに基づくレイヤーをトリムすると、ソースフッテージアイテムのどのフレームがレイヤーに表示されるかに影響します。表示する最初のフレームはインポイントに、最後のフレームはアウトポイントにあります。レイヤーをトリムしても、フッテージアイテムからフレームはカットされません。そのレイヤーの再生フレームのみが変わります。
様々なレイヤーのソースとしてフッテージアイテムを使用するときは、各レイヤーを個別にトリムして、ソースの異なる部分を表示できます。レイヤーをトリムしても、フッテージアイテムや元のソースファイルは変更されません。
レイヤーは、レイヤーパネルまたはタイムラインパネルでインポイントとアウトポイントを変更することによってトリムできます。詳しくは、After Effects でのレイヤーの作成に使用する前にフッテージアイテムをトリミングするを参照してください。
レイヤーのインポイント 、アウトポイント およびデュレーション の値は、レイヤーパネルの一番下に表示されます。タイムラインパネルですべてのレイヤーについてこの情報を表示するには、タイムラインパネルの左下隅にあるイン/アウト/デュレーション/伸縮ボタン を選択します。また、情報パネルには、選択したレイヤーのデュレーション、インポイント、アウトポイントも表示されます。
レイヤーパネルでは、インポイントとアウトポイントがレイヤー時間で表現されます。インポイントとアウトポイントは、タイムラインパネルのコンポジション時間で表現されます。デュレーションは両方とも同じになります(ただし、タイムリマップが有効なレイヤー、または時間伸縮されたレイヤーは除く)。
レイヤーのインポイントとアウトポイントを元の時間の外側に延長することによって、様々なレイヤーを任意のデュレーションに延長できます。この機能は、タイムリマップレイヤー、シェイプレイヤー、静止画フッテージアイテムに基づくレイヤー、カメラレイヤー、ライトレイヤー、およびテキストレイヤーに適用できます。時間をさかのぼってレイヤーを拡張し、レイヤーを負のレイヤー時間に拡張する(つまり、レイヤー時間が 0 以下になる)ようにした場合は、負の時間にあたるレイヤー部分のバーの下部にハッシュマークが表示されます。この表示は、パーティクルプレイグラウンドやシャターなどのレイヤーにエフェクトを適用した場合、レイヤー時間を計算に入れて結果を出すために役立ちます。
タイムラインパネルでのレイヤーのトリミングまたは延長
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タイムラインパネルで 1 つまたは複数のレイヤーを選択します。
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次のいずれかの操作を行います。
レイヤーデュレーションバーのいずれかの端をドラッグします。
インポイントまたはアウトポイントを設定する時間に、現在の時間インジケーターを移動します。インポイントを現在の時間に設定するには、Alt+ [ キー(Windows)または Option+ [ キー(macOS)を押します。アウトポイントを現在の時間に設定するには、Alt+ ] キー(Windows)または Option+ ] キー(macOS)を押します。
レイヤーパネルでのレイヤーのトリミングまたは延長
- レイヤーパネルでレイヤーを開き、レイヤーデュレーションバーのいずれかの端をドラッグします。
- レイヤーパネルで、フッテージを開始または終了する時間の位置にタイムマーカーを移動し、イン ボタンまたはアウト ボタンを選択して、インポイントまたはアウトポイントを現在の時間に設定します。
レイヤーのスリップ編集
モーションフッテージに基づくレイヤーを トリミングした後でレイヤーデュレーションバーの背面に表示されるグレーの スリップ編集バーは、コンポジションから除外するフッテージアイテムのフレームを表します。 このグレーの長方形は、静止画フッテージアイテムに基づく トリミングしたレイヤーには表示されません。トリミングしたデュレーション内に再生するフレームは、 スリップ編集バーをドラッグして選択できます。レイヤーのインポイントと アウトポイントには影響しません。
レイヤーのインポイントや アウトポイントだけを移動しても、キーフレームは移動しません。レイヤーデュレーションバーをドラッグすると、 すべてのキーフレームが移動します。スリップ編集バーをドラッグすると、 選択したキーフレームは移動しますが、選択していないキーフレームは移動しません。
スリップ編集を行うときに、ソースフッテージとともにマスクキーフレームなどのいくつかのキーフレームを移動し、他のキーフレームは時間を移動させない場合があります。レイヤーを選択したままキーフレームの選択を解除するには、Shift+F2 キーを押します。
- スリップ編集バーを左右にドラッグします。
- 後ろをパン(アンカーポイント)ツールを使用してレイヤーを左右にドラッグします。
レイヤーのデュレーションの一部の削除
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タイムラインパネルで、削除するレイヤーのデュレーションの部分のみを含むようにワークエリアを設定します。現在の時間インジケーターをワークエリアの開始時刻に移動し、B キー押します。 現在の時間インジケーターをワークエリアの終了時刻に移動し、N キーを押します。
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次のいずれかの操作を行います。
デュレーションの一部を削除するレイヤーを選択します。
デュレーションの削除によりレイヤーが変更されるのを防ぐには、そのレイヤーのロックスイッチ をクリックしてレイヤーをロックします。F2 キーを押して、すべてのレイヤーの選択を解除します。
注意:レイヤーをまったく選択しないで以下の操作を行うと ロックされていないすべてのレイヤーから指定したデュレーション部分が削除されます。
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次のいずれかの操作を行います。
指定したデュレーション部分を削除し、その部分を空白のまま残すには、編集/ワークエリアのリフトを選択します。
指定したデュレーション部分を削除するには、編集/ワークエリアの抽出を選択します。リップル削除により、削除した部分が詰められます。
時間上でレイヤーを配置または移動する
レイヤーデュレーションバーは、レイヤーのデュレーションを視覚的に表示します。タイムラインパネルのイン、アウト、およびデュレーション列は、レイヤーデュレーションを数値で表しています。
タイムラインパネルに表示する列を選択するには、パネルメニューから「列を表示」を選択するか、列見出しを右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(macOS)します。
これにより、レイヤー全体の時間が 移動します。
- インポイントまたはアウトポイントを数値で設定するには、タイムラインパネルでレイヤーのイン列またはアウト列の番号を選択します。
- インポイントまたはアウトポイントを現在の時間に移動するには、タイムラインパネルでレイヤーのイン列またはアウト列の番号を Alt キーを押しながらクリック(Windows)または Option キーを押しながらクリック(macOS)します。
- 選択したレイヤーのインポイントをコンポジションの開始点に移動するには、Alt + Home キー(Windows)または Option + Home キー(Mac OS)を押します。
- 選択したレイヤーのアウトポイントをコンポジションの終了点に移動するには、Alt + End キー(Windows)または Option + End キー(macOS)を押します。
- 選択したレイヤーを 1 フレーム後ろに移動するには、Alt + Page Down キー(Windows)または Option + Page Down キー(macOS)を押します。選択したレイヤーを 10 フレーム後ろに移動するには、Alt + Shift + Page Down キー(Windows)または Option + Shift + Page Down キー(macOS)を押します。
- 選択したレイヤーを 1 フレーム前に移動するには、Alt + Page Up キー(Windows)または Option + Page Up キー(macOS)を押します。選択したレイヤーを 10 フレーム前に移動するには、Alt + Shift + Page Up キー(Windows)または Option + Shift + Page Up キー(macOS)を押します。
- レイヤー全体を時間上でドラッグして移動するには、レイヤーデュレーションバーを左または右にドラッグします。レイヤーデュレーションバーを時間上の特定のポイント(マーカーやコンポジションの開始または終了位置など)にスナップするには、Shift キーを押しながらレイヤーデュレーションバーをドラッグします。
レイヤーをタイムラインパネルで移動するときは、情報パネルに名前、デュレーション、時間的変化、およびレイヤーのインポイントとアウトポイントが表示されます。
時間上でレイヤーをシーケンスとして配置
シーケンスレイヤーキーフレーム補助を使用して、レイヤーをシーケンスとして自動的に配置します。キーフレーム補助を適用すると、最初に選択したレイヤーは最初の時間位置に残り、その他のレイヤーは選択順にタイムラインパネルの新しい時間位置に移動します。
他のレイヤーの時間を確保できるように、シーケンスとして配置するレイヤーのデュレーションは、コンポジションの長さよりも短くする必要があります。詳しくは、レイヤーのトリム、延長またはスリップ編集を参照してください。
-
タイムラインパネルで、Ctrl キー(Windows)または Command キー(macOS)を押しながら、最初に表示するレイヤーから順番にレイヤーを選択します。
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アニメーション/キーフレーム補助/シーケンスレイヤーを選択します。
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シーケンスレイヤーダイアログボックスで、次のいずれかの操作を行います。
レイヤーの端と端をつないで配置するには、「オーバーラップ」オプションの選択を解除します。
レイヤーを重ねるには、「オーバーラップ」チェックボックスをオンにし、オーバーラップのデュレーション値を入力して、トランジションを選択します。選択したレイヤーの透明度を使用する場合は、「前面レイヤーと背面レイヤーをクロスディゾルブ」、それ以外の場合は「前面レイヤーをディゾルブ」を選択します。
レイヤー間のギャップをそのまま残すには、「オーバーラップ」チェックボックスをオンにし、「デュレーション」に負の値を入力します。
レイヤーをコピーまたは複製する
レイヤーをコピーすると、エフェクト、キーフレーム、エクスプレッション、マスクなど、レイヤーのプロパティもすべてコピーされます。
レイヤーをコピーするだけなら、コピー&ペーストのコマンドだけですみますが、トラックマットとレイヤーを複製すると、レイヤーとそのトラックマットの相対的な順序が保持されます。
レイヤーをペーストすると、レイヤーをコピーする前に選択した順序に配置されます。選択された最初のレイヤーが最後に配置され、その結果、最後のレイヤーはレイヤーの重なり順で一番上になります。一番上のレイヤーを最初に選択すると、ペーストするときに同じ重なり順で配置されることになります。
マスクやキーフレームなど、レイヤーのコンポーネントを選択してコピーすると、そのコンポーネントだけがコピーされます。これらのコンポーネントの選択をすべて解除し、レイヤーだけを選択してコピーする場合は、Shift+F2 キーを押します。
- 選択したレイヤーをコピーして、コピーのインポイントを現在の時間に配置するには、編集/コピーを選択してから、Ctrl + Alt + V キー(Windows)または Command + Option + V キー(macOS)を押します。
- 選択したレイヤーをコピーして、コピーを元のレイヤーと同じ時間に配置するには、編集/コピーを選択してから、編集/ペーストを選択します。
コピーを元のレイヤーの上ではなく、タイムラインパネルのレイヤーの重なりの一番上に配置するには、ペーストする前に、F2 キーを押して元のレイヤーの選択を解除します。
- 選択したレイヤーを複製するには、編集/複製を選択するか、Ctrl + D キー(Windows)または Command + D キー(macOS)を押します。
レイヤーの分割
タイムラインパネルでは、どの時点でもレイヤーを分割して、2 つの独立したレイヤーを作成できます。レイヤーを分割すると、レイヤーを複製してトリムするよりも時間を節約できます。例えば、コンポジション内でレイヤーの重なり順を変更する場合に便利です。
分割されてできた新しいレイヤーがタイムラインパネルで元のレイヤーの上に表示されるようにするには、編集/環境設定/一般設定(Windows)または After Effects/環境設定/一般設定(macOS)を選択し、「元のレイヤーの上に分割したレイヤーを作成」チェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオフにして分割した場合は、新しいレイヤーが元のレイヤーの下に表示されます。
-
1 つまたは複数のレイヤーを選択します。
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レイヤーを分割する時間に現在の時間インジケーター を移動します。
-
編集/レイヤーを分割を選択します。
レイヤーを分割すると、元のレイヤーのすべてのキーフレームが同じ位置に保たれた状態で両方のレイヤーに継承されます。トラックマットが適応されている場合は、その順序がレイヤーの上で保持されます。
レイヤーを分割すると、元のレイヤーのデュレーションは分割を行った時点で終了し、その時点から新しいレイヤーが開始します。
レイヤーを選択せずに編集/レイヤーを分割を使うと、すべてのレイヤーが現在の時間で分割されます。
自動方向オプション
各レイヤーの自動方向オプション(レイヤー/トランスフォーム/自動方向)では、レイヤーの方向をモーションパスや、目標点、カメラに応じて決めるかどうかを指定します。
オフ
レイヤーは自由に回転し、モーションパスや、目標点、 他のレイヤーには左右されません。
パスに沿って方向を設定
レイヤーは、モーションパスの方向に向きます。例えば、 運転しているときに前方の道路を見ているドライバーの視点を表現するには、 カメラでこのオプションを使用します。
カメラに向かって方向を設定
レイヤーは常に、アクティブなカメラの方向を向くように設定されます。このオプションは、3D レイヤーで使用できますが、2D レイヤー、カメラレイヤー、ライトレイヤーでは使用できません。3D テキストレイヤーには、「各文字を個別に方向設定」というオプションもあります。このオプションを使用すると、それぞれの文字のアンカーポイントを基準に文字の向きを別々に変えることができます。テキストレイヤーの文字単位の 3D プロパティがまだ有効になっていなければ、「各文字を個別に方向設定」を選択したときに有効になります。
目標点に向けて方向を設定
カメラまたはライトが常に目標点の方向を向きます。このオプションは、カメラおよびライト以外のレイヤーでは使用できません。
自動方向オプションを指定してレイヤーの方向プロパティ、または X、Y、Z 回転プロパティを変更した場合は、レイヤーの方向が新しい値分オフセットされます。例えば、カメラに「パスに沿って方向を設定」を設定してから、カメラを 90 度右に回転させると、走行中の自動車のサイドウィンドウから外を眺めている乗客の視点を表現できます。
自動方向オプションによる目標点の特定は、回転と方向のトランスフォームが適用される前に行われます。一時的に目標点からそれるように「目標点に向けて方向を設定」オプションを設定したカメラまたはライトをアニメートするには、回転と方向のトランスフォームプロパティをアニメートします。