エラー 8 によりインストールが失敗する

最終更新日 : 2025年12月18日

macOS でアプリケーションのインストール中に発生するエラーコード 8「アドビ正規品サービス plist の所有者を修正できませんでした」の解決方法について説明します。

エラーコード 8 は、gccustomhook プロセスがアドビ正規品サービス plist ファイルの権限設定を更新できない場合に発生します。この問題は、plist ファイルが手動で変更された場合、以前のインストールで制限的な権限が設定されている場合、またはユーザーアカウントにシステムファイルを変更する権限がない場合に発生することがあります。

注意:

plist(プロパティリスト)は、アプリケーション設定を保存する macOS 設定ファイルです。アドビ正規品サービスは、この plist を使用してインストール中にコンポーネントを読み込み、検証します。

アドビ正規品サービス plist ファイルの権限設定が正しくない

この問題を解決するには、Terminal を使用して手動で正しい権限を設定します。

Command キーとスペースバーを同時に押して Spotlight 検索を開き、「ターミナル」と入力します。

ターミナルを開き、コマンド
sudo chmod 755 /Library/LaunchDaemons/com.adobe.agsservice.plist
を実行します 

指示に従って、管理者パスワードを入力します。 

パスワードを入力した後、Terminal は確認メッセージを表示しません。空白のプロンプトに戻るだけです。これはコマンドが正常に実行されたことを意味します。

システムを再起動します。 plist が自動的に読み込まれ、Adobe Genuine Service が起動します。