Content Credentials を使用したビデオの書き出し

最終更新日 : 2025年10月19日

Content Credentials と、Adobe Premiere Pro でビデオを書き出す際に Content Credentials を追加する方法について詳しく説明します。

Content Credentials を使用すると、作成者は、コンテンツを書き出しまたはダウンロードする際に、コンテンツに追加情報を追加できます。 この情報を含めることで、作成者は自分の作品をより多く認識され、オンラインで他の人々とつながり、オーディエンスに対して透明性を高めることができます。

Content Credentials は、書き出しまたはダウンロード時にコンテンツに追加情報を添付し、 改ざんの跡がすぐにわかる専用のメタデータセットに保存します。Content Credentials は、コンテンツが保存されている場所にかかわらず、対応するコンテンツに不随するため、個人がコンテンツとコンテクストを一緒に楽しむことができます。

時間の経過とともに、1 つのコンテンツに異なる編集段階や処理段階が加わると、複数の Content Credentials が蓄積される可能性があります。 これにより、バージョン履歴が作成され、ユーザーはそのコンテンツに関する信頼性の判断をより情報に基づいて行うために、バージョン履歴を検索および使用できます。

Content Credentials を使用すると、簡単に透過的にコンテンツを共有できます。 自分自身やクリエイティブなプロセスについてより多くの情報を共有することで、閲覧者との信頼関係を築くことができます。また、オンライン上での誤情報や偽情報の拡散を防ぐことにも役立ちます。

Content Credentials を使用すると、ユーザーの ID と連絡先情報を作品に添付できるため、オンラインで自分のコンテンツに出会った人が自分を見つけて連絡を取る方法を増やすことができます。

Content Credentials のエクスポート

アドビの AI によって生成された 1 つ以上のアセットを含む Premiere Pro シーケンスを Premiere Pro から直接、または Media Encoder 経由で書き出す場合、両方のアプリケーションで、サポートされている形式の書き出されたアセットに Content Credentials が含まれることが通知されます。 以下の形式が含まれます。

  • MP4
  • QuickTime MOV
  • AVI
  • WAV
  • MP3
  • JPEG
  • PNG
  • TIFF

Adobe Express、Photoshop、Illustrator、Firefly などのアプリを使用して作成された、AI 生成アセットを含むシーケンスを選択します。

ファイル書き出しメディアを選択するか、command(macOS)または Ctrl(Windows)+ M キーショートカットを使用して書き出しモードに切り替えます。

書き出しウィンドウの「出力」と「出力プレビュー」の下に Content Credentials のスタンプが表示されます。

エクスポートしたファイルについては、コンテンツ認証情報を使用してこちらから確認してください。

書き出しウィンドウが開き、「出力」と「出力プレビュー」の下に Content Credentials がハイライト表示されます。
AI生成メディアをエクスポートする際、Content Credentials メタデータが自動的に含まれます。

ヒント :

Adobe Media Encoder を使用して書き出す場合は、Content Credentials を持つファイルまたは Premiere Pro シーケンスをキューに追加します。エクスポート設定 > Send to Media Encoder を選択します。