ファイル/プロジェクトマネージャーを選択します。
Adobe Premiere Pro のプロジェクトマネージャーを使用して、プロジェクトをコピー、トランスコード、またはアーカイブし、作業を将来の使用のために保存する方法を学びます。
プロジェクトマネージャーウィンドウの「シーケンス」セクションで、含めるシーケンスの横にあるチェックボックスをオンにします。すべて選択するには、Shiftキーを押しながらチェックボックスを選択します。
プロジェクトをコピーまたはトランスコードするには、次のいずれかのオプションを選択します。
- 統合とトランスコード:選択したシーケンスで使用したフッテージを統合し、アーカイブ用に単一のコーデックにトランスコードします。
- 一致:新しく作成したメディアの設定を、シーケンス設定、個々のクリップ設定、またはプリセットと一致させます。
- シーケンス:選択したシーケンスのフレームサイズ、フレームレート、フィールドタイプ、およびピクセル縦横比を使用して、一致するクリップをこれらの設定にトランスコードします。
これらの設定に一致していないクリップはコピーはされますが、トランスコードされません。
- 個々のクリップ:シーケンス内の個々のクリップのフレームサイズ、フレームレート、フィールドタイプ、およびピクセル縦横比を使用し、個別の設定を使用してこれらをトランスコードします。
- ソースを一致させることができない場合、クリップはコピーされますが、トランスコードされません。 例えば、クリップに選択した形式またはプリセットでサポートされていない属性が含まれている場合です。
- プリセット:選択したプリセットのフレームサイズ、フレームレート、フィールドタイプ、およびピクセル縦横比を使用して、すべてのクリップをこれらの設定にトランスコードします。
ソースを一致させることができない場合、クリップはコピーされますが、トランスコードされません。
- 形式:MXF OP1a ファイル、DNXHD 形式の MXF OP1a ファイルまたは QuickTime 形式から選択できます。
- プリセット:選択した形式に基づいて、適用可能なプリセットオプションが表示されます。
Premiere Pro では、次のオプションに基づいて、選択したメディアにリンクする新しいプロジェクトファイルが作成されます。
- 未使用のクリップを除外:プロジェクトマネージャーが、元のプロジェクトで使用しなかったメディアを含めない、またはコピーしないよう指定します。
- ハンドルを含める:トランスコードした各クリップのインポイントの前とアウトポイントの後に保持する追加のビデオフレームの数を指定します。0~999 フレームの値を設定できます。
例えば、30 という値を指定すると、インポイントの前に 30 フレーム、アウトポイントの後ろに 30 フレームが保持されます。予備フレームを含めることで、新しいプロジェクトの編集にちょっとした調整を加えることができます。
- オーディオ最適化ファイルを含める:元のプロジェクトで最適化したオーディオが、新しいプロジェクトでも最適化された状態を保つようにします。 このオプションを選択しなければ、新しいプロジェクトに必要なディスク容量は少なくなりますが、プロジェクトを開いたときに Premiere Pro によって再びオーディオが最適化されます。 このオプションは、「ファイルを収集して新しい場所にコピー」を選択した場合にのみ使用できます。
- 画像シーケンスをクリップに変換:プロジェクトマネージャーで静止画ファイルのシーケンスを単一のビデオクリップに変換するように指定します。ここで、各静止画がビデオの 1 フレームになります。 このオプションを選択すると、再生パフォーマンスが向上することがあります。
- プレビューファイルを含める:元のプロジェクトでレンダリングしたエフェクトが、新しいプロジェクトでもレンダリングされたままになることを指定します。 選択しなかった場合、新しいプロジェクトに必要なディスク容量は少なくなりますが、エフェクトはレンダリングされません。 このオプションは、「ファイルを収集して新しい場所にコピー」を選択した場合にのみ使用できます。
- メディアファイルを名前変更してクリップ名を一致:コピーしたフッテージファイルの名前をキャプチャ時に作成したクリップの名前に変更します。プロジェクトウィンドウからキャプチャしたクリップの名前を変更して、コピーしたフッテージにも同じ名前を付ける場合、このオプションを選択します (読み込んだキャプチャファイル、特にシーン検出を使用したキャプチャファイルの名前が分かりやすくなければ、プロジェクトウィンドウで変更できます)。 このオプションでは、実際にキャプチャしたフッテージのファイル名が、プロジェクトウィンドウの新しい名前を反映して更新されるため、フッテージファイルの整理が非常に簡単になります。MXF ファイルに対してこのオプションを選択すると、ファイルの XML 内のユーザークリップ名は変更されませんが、トリミングしたプロジェクト用にコピーされたクリップのファイル名が、プロジェクトパネルに表示されるクリップ名と一致するように変更されます。
- After Effects コンポジションをクリップに変換:プロジェクト内の After Effects コンポジションを統合されたビデオクリップに変換します。
- 動的にリンクされた After Effects コンポジションがプロジェクトに含まれている場合、このオプションを選択すると、コンポジションがビデオクリップに統合されます。 このオプションを選択するメリットは、After Effects がインストールされていないシステム上でも、変換されたビデオクリップを再生できることです。
プロジェクトマネージャーが指定したファイルを保存する宛先パスを選択します。初期設定以外の場所を指定するには、「参照」を選択します。
プロジェクトをコピーする場合は、プロジェクトマネージャーにより、「コピー_[プロジェクト名]」という名前のフォルダーが作成され、プロジェクト、フッテージファイル、および指定したその他のファイルがそのフォルダーにコピーされます。
ディスク容量には、現在のプロジェクトファイルのサイズと、コピーまたは統合したファイルの推定サイズの比較が表示されます。「計算」を選択すると、推定値が更新されます。
設定を選択したら、OKを選択します。