パラメーター
Ultra Key パラメーターを探索し、それらを使用して透明度の調整、エッジの洗練、スピルの抑制、よりクリーンなクロマキー結果のためのカラー補正を行います。
Premiere Pro の Ultra Key エフェクトには、クロマキーの結果を精密に微調整するために設計された複数のパラメーターグループが含まれています。以下の表で各グループとその設定について説明します。
マットの生成
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説明 |
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透明度 |
背景に重ねた際のソースの透明度を調整します。値の範囲は 0~100 です。100 は完全に透明で、0 は不透明です。 |
ハイライト |
ソース画像の明るい部分の不透明度を高くします。 ハイライトを使用すれば、透明な物体にかかっている鏡面ハイライトのような詳細部分を浮き立たせることができます。 値の範囲は 0~100 です。初期設定値は 10 です。 0 を設定すると画像には影響しません。 |
シャドウ |
ソース画像の暗い部分の不透明度を高くします。 シャドウを使用すれば、色のスピルにより透明になっている暗い要素を補正することができます。 値の範囲は 0~100 です。初期設定値は 50 です。 0 を設定すると画像には影響しません。 |
許容量 |
前景画像内の色を背景から取り除きます。 キーカラーを基準に変化させて許容量を上げます。 色のずれにより発生したノイズを取り除く場合に、許容量を使用できます。 また、肌の色調や暗い部分のカラースピルを調整する場合にも許容量を使用できます。値の範囲は 0~100 です。初期設定値は 50 です。 0 を設定すると画像には影響しません。 |
ペデスタル |
アルファチャンネルのノイズをフィルタリングします。これは多くの場合、粒状や低光量のフッテージが原因です。値の範囲は 0~100 です。初期設定値は 10 です。 0 を設定すると画像には影響しません。ソース画像の画質が高いほど、ペデスタルを低く設定できます。 |
マットのクリーンアップ
パラメーター |
説明 |
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チョーク |
アルファチャンネルのマットのサイズを小さくします。 形態を拡散させます(小さなカーネルサイズ)。 チョークのレベル値の範囲は 0~100 です。100 は 9 x 9 カーネルを表します。 0 を設定すると画像には影響しません。初期設定値は 0 です。 |
柔らかく |
アルファチャンネルのマットのエッジをぼかします。 ボックスブラーフィルター(分数カーネルサイズ)を実行します。ブラーレベル値の範囲は 0~100 です。0 を設定すると画像には影響しません。初期設定値は 0 です。1.0 は 9 x 9 カーネルを表します。 |
コントラスト |
アルファチャンネルのコントラストを調整します。 値の範囲は 0~100 です。0 を設定すると画像には影響しません。初期設定値は 0 です。 |
中間ポイント |
コントラスト値のバランスが取れるポイントを選択します。 値の範囲は 0~100 です。0 を設定すると画像には影響しません。初期設定値は 50 です。 |
スピルサプレッション
パラメーター |
説明 |
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彩度を下げる |
カラーチャンネル背景色の彩度を調整します。完全に透明に近い色の彩度を下げます。値は 0~50 の範囲です。 0 を設定すると画像には影響を与えません。初期設定値は 25 です。 |
範囲 |
補正するスピルの量を調整します。 値の範囲は 0~100 です。0 を設定すると画像には影響しません。初期設定値は 50 です。 |
スピル |
スピル補正の量を調整します。 値の範囲は 0~100 です。0 を設定すると画像には影響しません。初期設定値は 50 です。 |
輝度 |
アルファチャンネルとともに機能し、ソースの元の輝度に戻します。値の範囲は 0~100 です。0 を設定すると画像には影響しません。初期設定値は 50 です。 |
カラー補正
パラメーター |
説明 |
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彩度 |
前景ソースの彩度を調整します。 値の範囲は 0~200 です。0 に設定すると、すべてのクロマが削除されます。初期設定値は 100 です。 |
色相 |
色相を調整します。 値の範囲は -180 ° から +180 ° です。初期設定値は 0°です。 |
輝度 |
前景ソースの輝度を調整します。 値の範囲は 0~200 です。0 は黒です。100 は 4x です。 初期設定値は 100 です。 |