タイムコードの表示形式の選択

最終更新日 : 2025年10月19日

Adobe Premiere Pro でプロジェクトのフレームレートと編集ニーズに合わせてタイムコード表示形式を選択する方法を学びます。

Premiere Pro の初期設定では、ソースメディアに記録された元のクリップのタイムコードが表示されます。 

ソースタイムコードは、使用しているシーケンスのタイムベースに関係なく、クリップに表示されます。クリップのタイムベースがシーケンスのタイムベースと異なる場合、ソースタイムコードを使用するとフッテージのログ記録が簡単になります。例えば、24p で撮影したクリップのタイムベースは 30 fps、タイムコードは 30 fps になります。Premiere Pro は、タイムベースが 23.976 のシーケンスで使用されていても、そのクリップの元の 30fps タイムコードを表示します。ただし、このデフォルト設定を変更して、すべてのクリップのタイムコードを 00:00:00:00 から開始するように表示することもできます。

また、Premiere Pro では、パネルにフレームまたはフィートとフレームを表示する場合のフレーム数の表示形式も指定できます。各クリップのフレーム数を 0 または 1 から開始するか、ソースタイムコードから変換して表示できます。 30 fps のクリップのフレームのソースタイムコードが 00:00:10:00 の場合、「タイムコード変換」オプションによりこのフレームの番号は 300 になります。 Premiere Pro は、30 fps フレームレートでの 10 秒を 300 フレームに変換します。

編集環境設定メディア(Windows)または Premiere Pro環境設定メディア(macOS)を選択します。

タイムコードメニューで、次のいずれかを選択します。

  • メディアソースを使用:ソースに記録されたタイムコードを表示します。
  • 00:00:00:00 から開始:各クリップに表示されるタイムコードを 00:00:00:00 から開始します。
メディア環境設定ダイアログボックスで、タイムコードのドロップダウンがハイライト表示されています。
元のメディアソースのタイムコードをそのまま表示するには、「タイムコードにメディアソースを使用」を選択します。

フレーム数メニューで、次のいずれかを選択します。

  • 0 から開始:最初のフレームの番号を 0 とし、各フレームに順番に番号を付けます。
  • 1 から開始:最初のフレームの番号を 1 とし、各フレームに順番に番号を付けます。
  • タイムコードの変換:ソースタイムコード番号と同じフレーム番号を生成します。
メディア環境設定ダイアログボックスで、フレームカウントのドロップダウンがハイライト表示されています。
プロジェクトの環境設定に従って、0 から開始するフレームの番号付けを設定します。

OK」を選択します。