自動保存の環境設定

最終更新日 : 2025年10月19日

Adobe Premiere Pro の自動保存環境設定について詳しく説明します。

環境設定ダイアログボックスには、「プロジェクトを自動保存」、「プロジェクトバージョンの最大数」などのオプションを含む自動保存パネルが表示されます。
自動保存環境設定を使用して、ローカルプロジェクトと Team Projects の自動保存設定を指定します。

UI オプション

機能

プロジェクトを自動保存

デフォルトでは、プロジェクトは 5 分間隔で自動的に保存され、最新の 20 個のプロジェクトファイルバージョンがハードディスクに保持されます。

以前に保存したバージョンにいつでも戻すことができます。 プロジェクトファイルはソースビデオファイルよりはるかに小さいので、プロジェクトのアーカイブを頻繁に行っても、消費されるディスク容量は比較的少なくて済みます。 プロジェクトファイルをアプリケーションと同じドライブに保存することをお勧めします。 アーカイブされたファイルは、Premiere Pro の自動保存フォルダーに保存されます。

自動保存の間隔

プロジェクトを自動保存し、保存する間隔を分単位で入力します。

プロジェクトバージョンの最大数

保存するプロジェクトファイルのバージョン数を入力します。 例えば、「10」と入力すると、最新のバージョンが 10 個保存されます。 自動保存が定期的に実行されるように指定した場合、Premiere Pro は変更の検出時にプロジェクトをプロジェクトファイルに自動保存します。

 

メモ:自動保存は変更をプロジェクトに手動で保存するかどうかに関係なく実行されます。 以前のバージョンの Premiere Pro では、自動保存が設定された間隔内に手動で保存した場合、自動保存は実行されませんでした。 設定された間隔を超えてシステムがアイドル状態になった場合、Premiere Pro は自動保存を強制的におこないます。

バックアッププロジェクトを Creative Cloud に保存

メモ:この機能は、Creative Cloud の個人アカウントではサポートされなくなりました


Creative Cloud ベースのストレージに直接プロジェクトを自動保存します。Premiere Pro がプロジェクトを自動保存すると、Creative Cloud オンラインストレージに「自動保存」ディレクトリが作成され、そこにすべてのバックアッププロジェクトが保存されます。

自動保存で現在のプロジェクトも保存

この設定を有効にすると、自動保存によって現在のプロジェクトのアーカイブコピーが作成されるだけでなく、現在作業中のプロジェクトも保存されます。 この設定はデフォルトで無効になっています。

自動保存されたバージョンでは、プロジェクト名の後ろに、保存日時を示す接尾辞が追加されます(例:ProjectName-2018-08-31_09-53-41.prproj)。

自動保存が実行されると、新しいバックアッププロジェクトファイルが作成され、自動保存フォルダーに緊急プロジェクトバックアップとして追加されます。 このファイルは常に、プロジェクトの最新の保存ファイルとなります。 以下に、緊急バックアッププロジェクトファイルの特性をいくつか示します。

  • バックアップファイルには、プロジェクトと同じ名前が付けられますが、接尾辞はありません。
  • 緊急バックアップファイルは各プロジェクトに 1 つだけ作成され、自動保存間隔が経過するたびに、またユーザーが現在のプロジェクトを保存するたびに上書きされます。

場所

Team Projects の自動保存データファイルの場所を設定します。