Windows デバイスでのタッチとジェスチャーの操作

最終更新日 : 2025年10月20日

Microsoft Surface Pro や Windows 上でタッチジェスチャーを使用して Premiere Pro を操作し、より速く直感的な編集ワークフローを実現しましょう。

Premiere Pro でシームレスなタッチとジェスチャーベースの編集を実現しましょう。Premiere Pro は、スクラブ、選択、クリップのラフカットへの配置に対応したタッチフレンドリーなジェスチャーをサポートしています。タッチに最適化されていますが、サムネールコントロールやプログラムモニターのドロップゾーンなどの機能はマウスでも動作します。最高のタッチエクスペリエンスを実現するために、アセンブリまたはラフカットのワークフローに焦点を当てていますが、必要に応じて従来のマウス編集を使用します。

Microsoft Surface Pro や Windows のマルチタッチデバイスでタッチを使用して Premiere Pro を操作しましょう。タッチジェスチャーとキーボードワークフローを組み合わせることで、以下のタスクを高速化できます。

  • カットを作成する
  • メディアをスクラブする
  • インポイントとアウトポイントをマークする
  • クリップをタイムラインにドラッグ&ドロップする
  • 編集

1 本指のタップ/ドラッグ

1 本指のタップを使用すると、プロジェクトパネルでクリップを選択し、そのクリップのサムネールコントロールを有効にできます。サムネールコントロールでは、ボタンをタップしたり、クリップをドラッグしたりして、スクラブを実行します。 また、1 本指でクリップをドラッグすれば、プログラムモニターにドロップして編集ドロップゾーンを活用したり、タイムラインパネルにクリップを追加したりすることもできます。

Premiere Pro のプロジェクトパネルに、ビデオクリップのスクリーンキャプチャがサムネールとして表示されています。
クリップをタップしてドラッグし、プレビュー、スクラブ、またはタイムラインに直接追加します。

2 本指のピンチ

2 本の指でつまむような動作をするピンチでは、クリップをズームアウトできます。 クリップをズームインするには、2 本の指を押し広げるように動かします。 ズームは、プロジェクトパネル(リスト表示およびアイコン表示)、プログラムモニターパネルおよびタイムラインパネルで実行できます。

Premiere Pro のプロジェクトパネルで、ビデオクリップからのスクリーンキャプチャが、ズームインまたはズームアウトするための 2 本指のピンチジェスチャーを示す矢印と共に表示されます。
プロジェクトパネルでブラウジング中に、クリップ上で2本指を使ってピンチまたは広げることで、ズームアウトまたはズームインできます。

2 本指のスクロール

垂直方向または水平方向のスクロールバーがある場合は、2本の指を揃えて 1 方向に動かすことで、パネルをスクロールできます。 タイムラインパネルのようにスクロール可能なゾーンが複数ある場合でも、スクロールは常に 1 つのゾーン内で 1 方向にのみ実行できます。

Premiere Pro でビデオサムネールを表示しているスクリーンキャプチャに、上下を指す矢印があり、2本指のスワイプでスクロールする方法を示しています。
プロジェクトパネル内のクリップを 2 本指のスワイプジェスチャーで垂直方向または水平方向にスクロールします。

2 本指のスクラブ

プロジェクトパネルのアイコン表示プロジェクトモニターパネルでは、2 本指のスクロールと同じ要領でクリップやシーケンスを順方向または逆方向にスクラブできます(ホバースクラブと同様の機能)。このスクラブジェスチャーでは、サムネール/モニターの幅に基づいて 1:1 の比率でクリップやシーケンスの再生ヘッドを移動できます。1 回のスクラブで移動できるのは、時間にして 30 分のデュレーションまでです。 再生ヘッドの位置をさらに 30 分移動するには、もう一度スクラブジェスチャーを実行する必要があります。ジェスチャーを終了すると、再生ヘッドはその終了時の位置にとどまります。

プロジェクトパネルのクリップで 2 本指のスクラブジェスチャーを使用するには、クリップをタップして選択します。 サムネールコントロールが表示されます。

ビデオクリップからのスクリーンキャプチャには、水中にいる男性が、クリップをスクラブする 2 本指のスワイプを示す矢印と共に表示されます。
サムネール上で2本指を水平に左右にスワイプして、クリップをスクラブします。